スペインめし
2016-10-25T15:02:17+09:00
irdecopas
スペイン料理、ワインの日々
Excite Blog
里帰りスペインワイン会
http://irdecopas.exblog.jp/20983499/
2013-08-25T18:00:00+09:00
2016-10-25T15:02:17+09:00
2013-08-26T20:06:15+09:00
irdecopas
ワイン・シェリー Vinos
また、春にはトルコを旅し、ヨーロッパとアジアの間にある悠久の食文化に魅了され。
そして、夏から新しい仕事に忙殺される日々、この場に何かを記す気力さえ湧かずに居たのだが
ワインで人を繋ぐ機会を持ちたいという思いを持ち続けて
やっとこの夏、一年ぶりに友人ソムリエールとワイン会を共催することが出来た。
協力を仰いだのは、中野で4周年を迎えたスペイン料理「イレーネ」の数井シェフ。
奥様の名前を店名に、今や一児の父。世田谷ラ・ルナジェナの平山シェフを通じて、お店を開く前からのお付き合い。
そして、スペインとワインをこよなく愛する北澤ソムリエールの力を借りて、酷暑の最中、ようやく開催にこぎ着けた。
参加者の皆さんは、ワイン愛好者、スペイン関係者、元同僚の料理人やソムリエさん達、そして飲み友達…
そんな猛者方々に用意したワインは、全部で7種類。美味しくて、でも在り来りではなく新しい発見を感じて頂けるようなものを、と。
まず最初は、お店からのウェルカムドリンク。お馴染みとなったマンサニージャ “ La Gitana ”
コピータと呼ばれるグラスに注いで、蓋をするように乗せられたのは『自家製モハマとサルモレホのコカ』。
「Tapasの原型で出しますよ!」と数井シェフ。こういう話がサラッと出るのも楽しく、盛り上がるもの。
今や日本中で知られている『タパス』の由来も、シェリーの産地、アンダルシアが発祥、薀蓄。
そして、3リットルの箱入りワインは
“ Fina en rama ” 生シェリー。こちらは3年熟成した樽出しのマンサニージャをそのままの状態で箱詰めしたもの。よりフルーティで飲みやすく、杯が進む。
「アルバリーニョの泡を出したい!」私が最も好きなスペインの白ブドウで造られた、瓶内二次発酵泡。品種が違うのでCAVAとは呼ばれない。
爽やかでキュート。キレのある酸と細やかな泡立ち。開け立ては少し華奢な感じ、「安いプロセッコみたいだった」北澤談。
しかし、少し時間を経て輪郭がハッキリと出て来た。香りも広がり、ググッと伸びのある味わいに。
「普通のワイングラスで出すべきだったね」と2人で反省。
スペイン定番のビナグレで頂く、北海道産の希少な生牡蠣と合わせたが(写真は我々の試食用)
前出の、ちょっと甘みのある『そうめんかぼちゃと生ハムのパイ包み』とも相性抜群。
だんだん皆さんの顔が綻んで、初対面の方々とも会話が弾む。その心地よい喧騒を聞きながら、ワインを注いで廻る時
料理とワインとお客様の盛り上がりが渾然一体となり、お店の雰囲気を醸し出すのを感じた。
まるで、演奏者と音と観客が織り成すコンサートの臨場感。
やはり楽しい、この仕事。]]>
キレイスタイル Kirei Style スペインネタ連載中。
http://irdecopas.exblog.jp/17853532/
2012-04-25T10:20:00+09:00
2016-10-24T16:46:58+09:00
2012-04-25T10:20:25+09:00
irdecopas
Mi Presentación
このブログに端を発して
アラフォー、40代のキレイを追求する女性向けに
「情熱のスペイン 美食通信」という連載をやっています。
スペインを知らない方々にも、広く楽しんでいただければ幸い・・・
ソムリエール 西村 弥子の 情熱のスペイン 美食通信
エレガンスの極意は、飲んで食べること!
皆様のフォローを何卒よろしくお願い致します。]]>
単行本に登場!
http://irdecopas.exblog.jp/17131130/
2011-12-28T09:09:00+09:00
2016-10-24T16:48:25+09:00
2011-12-28T09:09:47+09:00
irdecopas
Mi Presentación
日経新聞出版社の単行本に、「ワインコンシェルジュ」として
irdecopas が 実名で登場してしまいました。
ちなみに、年内は大晦日まで新宿三丁目に居ます。
クリスマスも、お正月も、せっせとワイン売り。
みなさま、良いお年を。
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新しい私へ para nuevo yo
http://irdecopas.exblog.jp/15586106/
2011-09-25T21:50:00+09:00
2016-10-24T17:00:32+09:00
2011-09-25T21:50:53+09:00
irdecopas
Mi Presentación
ここは東京都世田谷区の某病院。
先週末の緊急入院から9日。
過労が祟り、お腹を痛めたもののおかげさまで順調に快復し、明日退院。
ベッドに横たわるのも飽きてきたし、そろそろ良い機会。
長きに渡ってこのブログを読み、応援して下さった方々。友人達、お客様。
そして、新しく出会う方々へ、ご挨拶を兼ねての記事更新。
昨年末、前のお店を辞めてから、友人のソムリエに紹介された仕事。
それが、私の" 天職 "とさえ言える、「ワイン販売」だった。
正直、面白くて仕事をしているという感覚があまりないくらい。
行き交うお客様とコミュニケーションを取る。
まずは声をかけて、試飲があるときはおすすめし、反応を見ながらお話しする。
そのやりとりを楽しんでいると
お客様が「じゃあ、これにします」ポンポン、とワインを購入なさる。
クロージングまでのやり取りは、まさに集中力と瞬間的な駆け引きを総動員する『ゲーム』。
その積み重ねで、一日の売上額や売れた本数など、数字にハッキリ結果として表れる。
グロッサリーショップや、酒販店、有名百貨店。
年末商戦、また或る時はクリスマスには寒空、気温0度以下の屋外で
マッチ売りの少女ならぬ「ワイン売りの○女」と化したことも。
3.11の震災直後、某大手酒屋チェーンの青山店の3日間は忘れられない。
節電で電車が止まることを避け、世田谷から自転車で通い、渋谷の繁華街を通過して40分かけて往復した。
当時、特に酒類以外の水や食品を求めるお客様が大多数、しかもほとんどの方々が「マスク」
「ワインはいかがですか?」なんて話しかけるのも憚られるような、
あの、重苦しく、険しい雰囲気の中。
しかも、そのお店の本社は宮城。倉庫も壊滅的な状況で、商品の流通もままならず。
従業員の皆さんは疲労困憊。
そして、売るアイテムは甘口のスプマンテ、の5重苦。
「売りづらい、試飲さえなかなかしてもらえないし、買ってもらえない」と、他店舗のソムリエ仲間が嘆いていた。
初日、平日金曜日11時に試飲販売を開始したけれど、案の定、客足もまばら。
お店の雰囲気はかなり固く、無表情に接客するスタッフ達。
そこで、直感的に思った。
「ワインを売るんじゃない。こんな状況だからこそ、笑顔をお店に広めるのが私の使命。お店を明るくしよう」
そう、心に決めた。
次の瞬間から、来店するお客様に、くまなく声をかけた。
「お車じゃなかったら、甘いけれど飲んでホッとしてくださいね。」
そして、広い売場をウロウロし始めた。何処に何の商品が陳列してあるのかを大体把握するために。
すると、自然と声が掛かる。
「お米はないの?」「いつもある缶詰は?」「パスタは?」
ワイン試飲そっちのけで笑顔、笑顔、また笑顔で店内を走り回り、
「いつ入るの?他にないの?」の質問には、お店のスタッフさんとの橋渡し。
その合間に、持ち場に戻ると、チーズをじっと眺めているお客様発見。
「クリームチーズなら、このスプマンテ合いますよ」と、カップを渡す。
買い物カゴを見て、甘口好きとわかったら、すかさずピンポイントでおすすめ。
ビールをケース買いする方には、遠慮なくお薦め。
甘口が苦手な方には、辛口のカヴァを。
従業員の皆さんには、笑顔で「トイレ行ってきます!」
初日はそんなこんなで、対象アイテムがやっと10本売れた。
二日目は、さらに甘口アイテム、しかも来客数は減ったが、13本。
三日目は、なんと、次々店舗の在庫がなくなり、赤坂店まで店長さんが追加を取りに行ってくれたほど。
辛口赤も急遽入れて21本。3日間で44本、全てのメーカー在庫をきれいに売り切る以上のことが出来た。
一番うれしかったのは、3日間で顔見知りになったお客様が
「今日はじゃあ、それ一本貰うわ」
「甘口はダメだけど、辛口なら6本買うよ」
顔を覚えていただいたこと。レジ前で毎日立っていたので、否応なしだったとは思うけれど。
ニコニコ笑って、毎日甘口のスプマンテを一本ずつ買ってくれた外国人男性のお客様も居た。
そして、最初はとても表情の固かったスタッフの皆さんが、最後は笑顔を見せてくれた。
最終日に退出する時には、いつも厳しく無愛想だった店長さんから
「やりますね。」とのお言葉を頂き、してやったり。
派遣ワイン販売員の仕事を始めて、2ヶ月目の出来事。
そして、同じ3月の末、池袋の駅地下コンコース催事では、
一週間で500万円以上のワインが、大量に売れていったことも。
今でも、あの震災後の青山の経験が原点だ。
ワイン、モノを売る仕事、とは「商品とお金を介しての、人間同士のコミュニケーション」
これが、私のモットー。
今やワインでも何でも
インターネットでいくらでも、安く手に入る。
上手くマーケティングすれば、販売員がいなくても売れる。
でも、わざわざ何故ショップに買いに来るお客様がいらっしゃるのか。
ワインは楽しんで飲むもの。だから、楽しんで買って欲しい。
一人一人のお客様に合った、サービスの「付加価値」。
これを高めながら、お客様も満足し、ショップ(売場)も満足。そして
ワインを供給するインポーターも、満足させる。
三者の満足を満たす仕事、だ。
そして、私自身の満足は自然と表れるものであると信じている。
信念に違わぬ仕事をしていきたい。
毎日、楽しみながら、たくさんの出会いと共に感動していきたい。
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天麩羅とワイン tempra y vinos
http://irdecopas.exblog.jp/14318806/
2011-02-24T19:00:00+09:00
2016-10-24T17:03:45+09:00
2011-02-26T11:07:01+09:00
irdecopas
未分類
美味しくて、興奮して、飲みすぎて、舌も滑らかになった木曜夜。
渋谷の天松さんで開かれた、しがらき発の女子会にて。
お通しは、まず湯葉豆腐。
レネ・ミューレのクレマンダルザスと、三杯酢が合う。しかも、マグナム!
やっぱりマグナムって円やかで美味しいよねーと言いながら
パリッ、グビッ
ハートをグッと掴まれた。よし、飲むぞ!食べるぞ!!
天ぷらは、塩、大根おろし(柚子風味)、天つゆ、梅肉だれ。すきなものをつけて、頂く。
さあ、お次は
毎年2月にリリースされると同時に売り切れる・・・
ティエリー・ピュズラの「蔵」 畑でもぎたてのリンゴを食べているような。
たらの芽。ほろ苦い、春の香り。
サックリ、きす天。
写真撮影失念、牡蠣の天ぷらと
アリゴテ。樽使いが憎らしくて・・・
シャルドネに負けず劣らず、気品たっぷり。
レンコン。しゃきしゃき。
アルザスを代表する、クリスチャン・ビネールのリースリング。これも、なんとマグナム!!!
あくまでも上質な、ハチミツの香り。永遠に、飲んでいたくなる…
この辺から、撮り忘れの連続、素晴らしいピノ・ノワール。
なんと、イランシーというマイナーACと・・・
アナゴさん。天松さんの程よい濃さのつゆに大根おろし。浸して、ぱくっと口に入れて
ピノをぐびっと飲むべし。
天ぷらは他にも春野菜いろいろ。
酒かす。ほんのり白カビチーズのようで。
おっと、飲むの忘れちゃいけませんよ。
フォジェール ヴァリニエール。レオン・バラルの、2002年。
今日のマグナム3本目!
素晴らしすぎて。
さあて、10名で一体何本開いたのか?
夜は更けゆくごとに、宴席は盛り上がり。
このほかに、差し入れのロゼと、ソーテルヌで、〆。
二次会は、みなさん、桜新町ですよー!!
電車の中でさぞかし騒がしかったことと存じます。
この場を借りて、陳謝。
次回の女子会は、何処でいたしましょうか。]]>
あまぞねす Amazonas
http://irdecopas.exblog.jp/14125984/
2011-02-04T09:34:00+09:00
2016-10-24T17:08:15+09:00
2011-02-04T09:34:12+09:00
irdecopas
東京生活 mi vida Tokio
当時、仕事をきっかけに、いつしか社内で宴好きの女性たちが集まり
週に一度くらい会社の近くで「おつかれさまー」と、飲み始めたのがきっかけ。
同じ釜の飯を食った仲間、というのがしっくりくる。
その名も、「あまぞねすの会」。
今どきの、「女子会」ではなく、「あまぞねす」。
共稼ぎママも居れば、シングルマザーも。バツ有・無シングルもいるし、DINKSも・・・
ギリシャ神話に登場する、女性だけの狩猟民族。『強い女性』の象徴。
戦って、酒飲んで、飲まなくても、本気で食べる、女性たち・・・
前置きが長くてすんません。
本題へ。
今回の新春あまぞは、『Sさんお手製韓国料理で飲む』が、コンセプト。
実は、前回あまりの美味しさに、また甘えてしまった。
ビールで乾杯しながら、まず、自家製キムチに舌鼓。
大根も白菜も、やっぱり冬に食べるものだと、心底。
程よくピリッと辛く、旨味もあって、あっさりとしているから、バリバリバリバリ
何時間も、ずーっと、食べ続けた。
ここで、キムチに合いそうだと用意していた、ベルギーのトラピストビールを抜く。
酵母の風味がフルーティで、良い感じ。
大ヒット、にらのキムチ。
「これは、今朝作って来たんだよ」と、Sさん。
へー!!!すごくシンプルなのに、にらの味を全ての調味料が上手く引き立てている・・・
すごーい、コリアン野菜料理は奥深い。これ、イタダキ。
にんじんのジョン。
これがまた、ケーキみたいにほんのり甘くて。やっぱりコナもん、よろしいなー。
酢醤油につけて、ぱくぱく。
ワインは、僭越ながら我がセレクトで
やっぱり、ドイツのリースリングは外せない。カビネット、やや甘口でオイリーな舌触り。
洋ナシっぽい風味が、キムチとピッタリ。この組み合わせが大好きだ。
アルザスのゲヴェルツトラミネールも、華やかな香りがスパイシーな韓国料理とイイ感じ。
いずれも、酸はしっかりあるので、口の中がスッキリ。だから、次々食べられる・・・
(食べるのに夢中で、ワインの銘柄と写真、スッパリ失念)
ほっこり優しい、タッカルビ。
とろけたジャガイモ、にんじんの甘みが、これまた絶妙。鶏肉も柔らかくて。
(おっと!!!やばい、料理作ってもらってばかりのSさんに、お酒注いでない!)
「あー、そろそろ鍋ですよねっ」
最年少のくせに、夢中で食べて喋ってばかり、これはマズイと重い腰を上げ。
カバを抜き、皆のグラスを満たし、ブリシャブの準備くらいしないと、バチが当たる・・・
「美味しいじゃない!鍋に泡って、イイよねえ」
ホーーーーッ。一安心したところで、油断なく、次。
本日最上級のワイン、オーボンクリマのピノノワール、登場。
「んん、このピノは、酸っぱくなくて飲みやすい。さすが、ナイスな選択!」
脂の乗ったブリとポン酢と、このワインの組み合わせも、なかなか。
最後に、一本スペインのトロ赤を抜いて。
(途中でマッコリも、あったよね)
5人で6本、用意しておいて良かった。
そう、我らがあまぞねすは、狩猟の女神「アルテミス」のみならず
ワインの神「ディオニソス」にも、守られているのです・・・
次回は、「春あまぞ」。
今から、楽しみ・・・・・]]>
La Picada de Tres @ 浦安
http://irdecopas.exblog.jp/14054479/
2011-01-25T12:28:00+09:00
2015-03-13T11:35:00+09:00
2011-01-26T13:06:44+09:00
irdecopas
東京生活 mi vida Tokio
一年半ぶりに会った。
頬とほおを合わせてべシート、
スペイン式挨拶から始まった、再会。
初めて降り立った、東西線、浦安駅。
魚市場もある、海の匂いがする街。
カラシ色の、瀟洒な建物の一階
暖かい日差しの差し込むレストランに、彼はいた。
恵比寿時代の、元・我が同僚でシェフ。
日本で気を吐いているカタルーニャ出身料理人の、ひとり。
カタルーニャ帰りのtomoさんと、お寿司屋さんと
カスティージョ ペレラーダの、ワンランク上のカバで乾杯ののち…
彼が、我々の為に用意してくれていた前菜。たっぷり三人前。
店名の La Picada ピカーダ とは、カタルーニャ料理に欠かせない、隠し味。
オリーブオイル、パン、にんにくやナッツ、スパイスなどをペースト状にしたもの。
「三人の ちから、ミックスの意味が、アリマス」
ジョルディは、開店前にわざわざ桜新町まで訪ねてくれて。
新しい店名について、そう説明してくれたっけ。
絶品のガンバス アル アヒージョ。オイルを乳化させて、ピル ピル 状態に。
にんにくの旨味がとてもよい具合に溶け出して、最高!!
「うわ、ジョルディの、味!!」
彼の内臓料理、何とイベリコ豚のハラミ、ハツ、レバー。シッカリ塩味、容赦のないガツン系、でも、正統派のウマさ。
玉ねぎの甘みとワインと、肉の旨味があいまって。The 西洋料理!ワインがすすむ・・・
このお店が直輸入している、アルザスのピノブラン。この、ジョルディ味に負けない白。
キュートでフルーティな香り。伸びのあるミネラル、キレのよい酸。
バランスよし、エチケットのお顔もよし。
「鴨のお肉を十五種類のスパイスで煮込んだものを、包み焼きにして、キャラメルとサフランのソースで仕上げています。ピスタチオ、いちじく、アプリコットと一緒にどうぞ」
イケメンサービス担当の彼は、一時間かけて、浦安まで通っているそう。
ジョルディの師匠、ジャン ポールは、有名になる前の エル ブリの料理長も務めたフランス人。そのお皿が、時空を越えて。
お肉とフルーツとスパイス。地中海沿岸、カタルーニャと、アラブまで入った、渾然一体の味。
パリパリとした皮と、中身を一緒に食べると。ジョルディらしさが、口一杯に溢れた。
ついに、渡り蟹のパエリャ!
うん、これはまさに、La Picada de Tres
日本の食材、ワタリガニと米、そして、ピカーダ。全てが、お互いをひきたてあって。
たっぷり二時間かけて、おしゃべりしながら。これこそ、本場のスペイン料理。
自由な今だからこそ、味わえる贅沢なひととき。
Gracies Jordi !
また会いに来るね。地中海の香りが漂う、浦安に。]]>
フィガロ Figaro
http://irdecopas.exblog.jp/14015069/
2011-01-20T16:08:00+09:00
2011-05-13T11:03:19+09:00
2011-01-20T17:08:14+09:00
irdecopas
ゴルフ Golf
モーツァルトが作曲した、オペラ作品の最高傑作
「フィガロの結婚」の、主人公。
「セビリアの理髪師」の続編、18世紀半ば、スペインはセビーリャの伯爵の館が舞台
床屋でなんでも屋のフィガロが、伯爵の恋路を手助けして、家臣に出世。
従者となったフィガロが、伯爵邸の女中と結婚しようとした、式の当日に。
何と、その愛しい結婚相手を、伯爵が誘惑しようと狙っている。
浮気モノの伯爵を、ギャフンと言わせよう。
怒ったフィガロは、ある作戦を企てる・・・・・
我が、ゴルフクラブの名前。
今年初めて、手にしたドライバー。
何度観ても楽しい、喜劇の中の喜劇、「フィガロの結婚」
様々な場面に、様々な視点から、多角的に笑いが仕組まれている作品。
封建貴族の家臣が繰り広げる事件を風刺した、痛烈な貴族批判
そして、ハッピーエンドのお話。
それが、思いも寄らないところに。
アイアンセットは、十数年前の、軽量メンズを使っている。
でも、ドライバーは、やっぱりレディース向けの方が軽くて使いやすいし
これが、意外にも 結構飛ぶんだ。
マルマンの製品開発者と、マーケティング担当者の思いが込められている?
したたかに、コースメイキングをしながらも
実力は勿論のこと
自然、気候条件や、精神状態に阻まれて
思惑通りには、なかなか行かない
リスクを回避しながら、起こるハプニングを受け止めながら。
決して、策に溺れることなく、一打一打を大切に
真摯に、集中して、ホールを狙う。
そして、グリーンには
喜びに溢れた笑顔と喝采が、待っている・・・・・はず。
明朗快活で、賢い従者「フィガロ」がついていれば
我がゴルフも、最高傑作になる、はず?!
自分次第で、ね。]]>
ツナのエンパナーダ empanada de atún
http://irdecopas.exblog.jp/14013138/
2011-01-20T11:11:00+09:00
2011-05-13T11:03:19+09:00
2011-01-20T11:11:34+09:00
irdecopas
ルナ ジェナ La Luna Llena
そんなわがままが言えるのも、ここ、ルナジェナ だから。
「今日は、ツナ入りね。」
エンパナーダ(詳しくはこちら)、具入りのペイストリー。スペイン、ポルトガルが起源の料理。
パクっと、ひとくち。
生地はさっくり、パイとパンの中間のようで
中身の具は、しっとり。
ぎゅっと、旨みが凝縮した、ツナとトマトソース。
生地に包まれることを前提の、しっかりとした味付け。
この生地で、このソースを 包んで焼き上げるからこそ
お互いが、相乗効果で、美味しくなる。
包み、包まれるって、なんて幸せなこと・・・
ほんわか、心が温まる。
我が食卓。
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Me gusta Sekt, tambien ゼクトも好き。
http://irdecopas.exblog.jp/13944277/
2011-01-07T12:56:00+09:00
2011-05-13T11:03:19+09:00
2011-01-07T17:52:56+09:00
irdecopas
ワイン・シェリー Vinos
シャンパンに匹敵するくらい、ぞっこん惚れてしまった、泡。
ラッツェンベルガー バハラッヒャー クロスター フュルステンタール ゼクト b.A
とにかく長いんだ、ドイツ語の名前は。
鮮烈なリースリング100%
細かくてクリーミーな泡、あわあわ。
凝縮感のある、まさに『白ブドウ』の、フレッシュなアロマ
リースリングは白ブドウだから、当たり前やん
ワインの表現として稚拙やん? って言われてしまうかもしれへんけど
そこは、飲むりえーる。
とにかく、ふわーっと迫り来る果実味に、すっかり魅了された後
スパーン、と一撃。キレッキレの、酸。
可憐な香りとは裏腹に、ビシッと厳格なミネラル。
色白美人で、鋼の魂。ガンガン吠えるハードヒッター。
「これ、シャラポワやん」
ロシアだけど。
それはそうと、
バハラッヒャーは、ミッテルラインにある、世界遺産に指定された美しい村。
その、最大傾斜60°の畑から、2006年の選りすぐりのブドウのみで造られた、ミレジメ。
瓶内熟成期間は四年以上、何と、オーナー自らの手でピュピトル、動瓶作業を行って
年間一万本だけしか生産されない。
マンガ『神の雫』にも登場してしまい、毎年売り切れ御免。
クリスマスに店頭販売した時も、一番人気だった。
思い出したら、どうしても、無性に、飲みたくなり
厳寒の昨晩、頂いたのだ。
たまたま冷蔵庫にあった、キムチと味付け海苔に、シャラポワ。
不思議と、キムチの甘みと旨味が、リースリングの個性を引き立てる。
フルーティさが、一層、ぐぐぐーっと、全面に傑出してくる感じ。
相当に強いはずの酸やミネラルすら、丸く感じる。
面白い組み合わせだ。
シャラポワも、チマチョゴリを着たら、可愛くなっちゃうかも。
お気に入りは、味付け海苔。
海苔のヨードと、リースリングのミネラルがバチッ
海苔の「味付け」がまた程甘くて、ワインの香りの邪魔をしない。
これだと、海苔とリースリングの両方が、お互いの良さを引き立て合って
海苔は海苔で香ばしく
リースはリースで爽やかに香り、スパーッと切れて
言うことなし!
シャラポワには、黒の清廉とした着物が、すごく似合うかも、しれない。
そんなことを考えながら
夜はふけていく。
ノムリエール。
※バハラッヒャー ゼクト、飲みたい人、ご相談あれ。]]>
Hola 2011
http://irdecopas.exblog.jp/13927052/
2011-01-04T15:39:00+09:00
2011-01-04T16:23:26+09:00
2011-01-04T15:59:00+09:00
irdecopas
東京生活 mi vida Tokio
最初は、ぼんやりと明るくなった房総の大地。
まばゆい陽の光が、どんどん、広がって明るくなっていく様が
ものすごい迫力で、身体全体に伝わってきた。
感動で、涙が出そうになった・・・・・
あ、太陽光線が強かったからかな(笑)
たっぷりと、御来光を浴びて、パワー充電。
もう、2011年は怖いもの、なし。
の、はず・・・・・
1月 3日(月)
CAVA Xaloc Brut
en Rigoretto Kitchen ¥2,500
恐るべしCP スッキリ爽やか、泡も細やかで、この値段なら言うことなし。
青りんごをかじったようなフレッシュ感、青春時代を思い出しながら
学生時代の友人たちと語り合いに、ぴったり。
ランチにゃ良いけど、夜には、ね。
ノムリエール。
]]>
媚薬
http://irdecopas.exblog.jp/13392239/
2010-10-11T13:28:58+09:00
2010-10-11T13:28:57+09:00
2010-10-11T13:28:57+09:00
irdecopas
ワイン・シェリー Vinos
お客様と一緒に、ちゃんと座って、頂いた(← これ、大事)
好物を目前にすると、手ブレする。
鴨胸肉のソテーにオレンジ、ねぎ。
そして、ジロール茸とエシャロットのソテーを添えた一皿に
ミシェル チュルジ 2002 ブラン ド ブラン
ル・メニル・シュール・オジェ村の、100%グランクリュから造られる、シャンパーニュ。
鴨×ジロール、鴨×オレンジ、鴨×ねぎ・・・
色んな組み合わせで、一口食べてはグビッ
もう一切れポイッ、グビッ・・・・・
「あー、やっぱりジロールとシャンパンが一番合うカモ」
幸せの境地に至っていると
「おおー、ピノ・グリのヴァンダンジュ・タルディヴ!!!珍しい!」
甘口好きのT氏、歓喜の声。
「鴨の脂×オレンジ には、やっぱりコレ。脂に甘みが融合して、口の中で膨らむ・・・」
はあ、旨い。
幸せの絶頂に浸っていると
アルザス帰り、しがらき一年半熟成の、ゲヴェルツ 06 セレクション・グラン・ノーブル。
「原価で、みんなでワリカンね」
店主の声に
なみなみと甘口を注ぎ、グラスを握り締め、鼻を近づけて話さないT氏
「あああー、溶けそうッス」
ワインに酔いしれる喜びを知り始めた、若手M氏
「アタックは、子供のころに飲んだ、煎り出し麦茶!!!」
いや、紅茶、ダージリンのようだとか
喧々諤々。
全員が、ワインに翻弄され、陶酔した、一夜。
明日は、待ちに待った「死ぬまでに飲むべきシャンパーニュ」講座・・・
媚薬を口にし、薬に惚れてしまった。
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お肉 La carne
http://irdecopas.exblog.jp/13163968/
2010-08-31T15:27:00+09:00
2010-09-28T12:29:58+09:00
2010-08-31T15:44:25+09:00
irdecopas
ルナ ジェナ La Luna Llena
店主と、奥様ゆうこさんのお誕生日を祝って、
カバで乾杯の後、たっぷりと、フルコースを頂いた。
「さあ、おまちかね!!!」
どかーんと、牛肉のシェリー煮。
一皿、ゆうに300gはあるだろう、お肉たち。
「白ワインと、マンサニージャで煮たんだ」
と、平山シェフ。
なるほど。
オソロシイ量のお肉が、何故だかサッパリといただける。
オロロソや赤ワインだと、コッテリするもんね。
飲み物は、ジュヴェ イ カンプス 2005
ミレジメの、熟成感のある濃い目のカヴァが、とーっても、よく合う。
もちろん、シェリーも良いけどね。
ここでは、やっぱりお肉だね。
仲間とワイワイしながら、お腹一杯に、満たされて。
カサカサしていた心が、落ち着いてきた。
やっぱり、ここは我が癒しの空間。
Todos, muchisimas gracias.
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泡を求めて
http://irdecopas.exblog.jp/13155088/
2010-08-29T16:16:00+09:00
2016-10-24T17:27:16+09:00
2010-08-29T17:00:18+09:00
irdecopas
ワイン・シェリー Vinos
至極沢山のシャンパンを、飲みに飲んだ。
特に、RM(レコルタン・マニピュラン)と言われる
小規模生産者の、もの。
もちろん、有名メゾンのシャンパンも、素晴らしいが
前者には、造り手の魂とも呼べるような、” 勢い” を感じるのだ。
飲むと、ゾクゾクしたり、興奮したり、感動したり、涙したり
ただ、酔うために飲むのではなくて。
その中でも、とても印象的だった、二本。
ブリュット フルーロン 2000
ピエール ジモネ
シャルドネ。
「カキーン」と、脳の中で音が鳴った。
味わい、酸、熟成感、バランスが一向に崩れない。
繊細、洗練、優雅・・・・・
思わず、背筋を正してしまった。
キュヴェ マリー カトリーヌ エクストラ ブリュット
フランソワ ビリオン
シャルドネの味に、また一つ驚いた。
強さのなかにある、優しさ。凛とした、輝き。
とにかく、忘れられない。
この夏で、一番、好きだった。
つべこべ、言わずに、もう一度飲みたい。
唯一無二のシャンパーニュに、もっと、出会いたい。
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Molt bé! Barcelona - 4 Una estrella de Michelin "Alkimia"
http://irdecopas.exblog.jp/12541678/
2010-04-26T13:24:06+09:00
2010-04-26T13:24:05+09:00
2010-04-26T13:24:05+09:00
irdecopas
Barcelona
朝、早起きして向かったのは
「ボケリア」の愛称で地元の人々に親しまれている、サン・ジョセップ市場。
カテドラルに並んで、バルセロナの大好きスポット。
朝ごはんの買い物。
オリーブのマリネと、朝採れのお野菜を沢山買い込み、
「生ハムが食べたいなあ」と、父。
おばちゃんの営業トークに乗せられ、最上級のイベリコ・ベジョータを100g購入。
魚売り場は、一番ワクワクする。
「あの、いわしを料理してやりたい」と意欲満々なるも、
短い滞在で、食べきれないと断念・・・
ホテルにて、手作りの朝食を済ませて、午後は別行動。
tomoさんと待ち合わせして、旧市街のワインショップを散策した後、
いざ、ミシュラン一つ星、Alkimiaへ・・・ Ens n'anem ! (合ってる?)
と、その前に
今回、レストランの予約を一手に引き受けてくれた tomoさんに、まずは感謝。
アルキミアのオーナーシェフ、ジョルディ・ビラと
彼女が働いているels Casals のシェフ、オリオールは
同じ料理学校卒業の友人でもあり、元同僚だそう。
日本にも仕事で一緒に招かれたことがあり、彼女も同様のイベントに参加している。
モダン・カタルーニャ料理を体験したいという、数年越しの我が念願を
彼女の経験と人脈が、叶えてくれた。
サグラダ・ファミリアに程近い、落ち着いた雰囲気の新市街。
こじんまりと、シックな店内、オーナーの奥さん(カッコイイ!)が笑顔でお出迎え。
お料理は、メヌー デグスタシオンを少し軽めにしてもらって。
グラスカバで乾杯、グリッシーニのようなスナックをかじりつつ・・・
一皿目は
飲む、パン コン トマテ。
「ジョルディ・ビラと、オリオールが以前一緒に働いていた時、考え出された合作なんです」
と、tomoさん。
下から、トマトのエキス(薄黄緑色の液体)と、クルトン状のパン、そしてオリーブオイル。
ひとくちで、ぐいっと口に入れて、噛むと・・・
カリカリしたパンの食感とトマトの青臭い香り、そしてオリーブオイルが渾然一体、
まさに pan con tomacca !! 面白い。
そして、こういう遊び心がまた、カタルーニャらしい。
次は、さかなの冷製。
Pez limon レモンフィッシュと呼ばれる魚のマリネ。
カルソッツと、アボガドを添えてある。
『えっ?これまるご?(ハマチの山陰名)か、ヒラマサみたい。』
そう思いながら、一切れ口に運ぶと・・・・ カリッとした、旨みのある調味料。
もしかして、これ・・・
「お醤油の味がする!!!」
tomoさんに訴えると、彼女も確かめるように
「ほんとだ、お醤油を結晶化していますね」
ヨーロッパの一流シェフも、日本料理にヒントを得て
醤油やわさび、ゆず、山椒、等々の和のスパイスを取り入れていると、聞いてはいたが。
やっぱり。
これ、絶対日本で食べたお刺身に、ヒント得ているよね・・・
何となく、二人ともちょっと勝ち誇ったような良い気分になって(笑)
あっという間に平らげた。
ワインは、アルバリーニョの最高峰 フィジャボアをチョイス。
まだまだ、美味しい発見は三分の一が終わったばかり。
(続く)
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