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ワタリガニのパスタ Espaguetis de jaiba azul 

「スペインめし」ブログを始めて3年半が経過。
当初は、まったく想像していなかったが
現在、週の半分以上を過ごしている我が舞台は
和ベースで洋、時には中、何でもアリのワイン居酒屋

幼少期から料理好きだったという、店主の吉田さん。
サラリーマンから転身、飲食業の道に入り
居酒屋、フレンチ、イタリアンで修行の後
現在の地に、5年前お店をオープン。
ワインに対する情熱も並々ならぬものがあり
お店の至る所に、新旧世界入り乱れ、ごろごろと溢れている。
「まーた、買っちゃったよ」と
その所有本数たるや、何と600本以上!
特にピノ・ノワールが大好きだ。
その知識とこだわり、そして味覚、嗅覚の鋭さは、
ソムリエも舌を巻く程。

身長185センチ、ちょっと個性的なその風貌
一見、クールだけど内面はとってもアツい性格
オープンキッチンで、トークが炸裂することも。
営業スタートも、一応19時なのだが、
メニュー書き終わるのは、大体15分後(笑)
お客さん達は
「料理が出て来るのが遅い」と文句を言いながら
しょっちゅう来てくれるのだから、不思議。
みんな、吉田さんの一皿と人柄が好きなのだ。

表裏がなく、単刀直入で話も早い。
働いてまだ2週目だが、
「お前の店だと思って、何でも好きにしろ!!!」と
ハッパをかけられた。
それなら、と、ベネンシアでのシェリーサービスを
昨晩から始めたところ、常連さん達に意外と好評。
「これから、シェリーも入れよう」ということに。

そんな、しがらきのマカナイ。

「はーい、激辛だよ」
ワタリガニのトマトソースパスタ
ワタリガニのパスタ Espaguetis de jaiba azul _e0018374_1411777.jpg

営業中、お客さんと麻婆豆腐の話で盛り上がって
「辛いの大好きなんですよお〜」と言っていたら
好みに合わせてくれたようだ。
実は辛すぎず、とても良い感じにホット。
パスタの茹で加減はキッチリとアルデンテ。
たっぷりのカニはもちろん、バリバリと噛み砕き、吸い付いて
身も脚の肉も、全部いただいた。

「自己流ですよ」というが、
よっちゃんの心の籠った料理は、おいしい。
深夜に頂いても、もたれない。
by irdecopas | 2008-12-18 01:00 | しがらき Shigaraki
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