一階バルのアルバイトで元俳優のイケメン男子
M君(注:金曜日のみ出勤)から頂いた、函館土産。
生・雲丹、ウニ、うに!
歓喜の声を上げて、わらわらと、仕事を終えた輩が集まる。
ハシを持って来る者、醤油とわさびを持って来る者。
そんな時、どうしても試したくなってしまったのが
"マンサニージャとの相性"
『ウニやペルセベス(カメの手)など、ヨード味の強い海産物にも合う』と
スペインのシェリー本で読んだことがあった。
一般的に、ウニや魚卵系はワインと合わせるのが
難しいと言われているが、シェリーは例外の1つ。
からすみ huevas とフィノは黄金の組み合わせだし・・・
白ぶどう、パロミノの育つアルバリサ albariza という白亜の土壌は
三万年前は海で、藻や海藻の堆積物で形成されている・・・
のだった。だから、ヨードとの相性が良いのか!?
実証するまたとないチャンス。
百聞は一食にしかず、だ。
わさびをほんの少量と、宮古島の雪塩&うにうに
オリーブオイルをちょろっとつけて
そのまま口に放り込む。
結論:
ワサビはどうかな?と思ったのだが
生臭さを消してくれるのはもちろん、
マンサニージャの持つハーブっぽい香と融合(したと思う)。
世界一ミネラルが豊富という塩と
うま味のあるシェリーが相まって
うにの甘みを引き立ててくれる。
適度に磯の香り漂う、とっても良い塩梅!!!
魚介に合う白ワイン(アルバリーニョ)でも試してみたが
うにのヨード臭が勝ち過ぎてしまう印象。
(それは、それで良いのだけれど)
クリーム系などソースの力を借りるなら
その限りではないと思うが・・・
にんにくも、良いかも?
等々、ひとりごちていると、周囲の冷たい視線と
シーンと呆れた空気が漂って来る。
(ゴメンなさい。ほとんどビョーキだから無視して!)
でもお寿司屋さんにマンサニージャあったら、良いなあ・・・
(え、しつこい? ハイ、その通りです。)