エールフランスの夜便でパリ経由、午前9時頃 ビルバオ空港に降り立った
すーっと冷たい空気と 曇り空
本場バスクのピンチョス巡りに便利な 旧市街に近い宿を予約してある。
Hostal Begoña
お昼は散歩がてら有名なグッゲンハイム美術館を眺めて
フットボールスタジアムに続く新市街のバル通りで最初のピンチョス
スペイン随一の工業都市 緑豊かな都会ビルバオは なかなか居心地の良い街。
シエスタ明けて繰り出すは 当然、夜の旧市街
金曜日とあって人出も多い 夜の10時過ぎに広場で子供達が遊んでる。
ヌエバ広場一角のバル前には黒山の人だかり
入ろうか、どうしようか迷ったけど まだお腹も空かないし
もうちょっと歩こうか。
そして行き着いたのが
『Xukela』コンテストで賞をとるピンチョに対面だ。
とりあえずリオハの赤をお願いして、目の前に並ぶ色とりどりのをいくつかゲット
上『タラの燻製、トマトのせガーリックトースト』
右『カマンベール、スモークサーモン、アングラス』
左『???』
これは一体、何? カマレロに聞くと「Cresta de Gallo.」
ニワトリのポーズをして頭を指さした トサカだ!ソテーしてある。
口に入れると コリコリ、つるり。砂肝っぽくもありゼラチン質で意外と食べやすい
とにかく、乗っている具材の取り合わせが絶妙。
目にも綺麗で楽しく、もちろん旨い!
前『ズッキーニ、フォアグラ、こけもものジャムのせ』
後『コーン、にんじん、キャベツ、マヨネーズ』
ワインもリオハから近いだけある。「アバロスってとこのワインだよ」
日本ではお目にかかれない銘柄「Solabal2001」 そして安い
ピンチョス8個、ワイン2杯とビール2杯で15ユーロ。
もう一軒 Gatz というバルに立ち寄りビノ飲んでつまみ、
ウィスキーを欲するつれの要望に応え、場末のバルへハシゴ。
やけに濃いラム・コカに、ちょっとやられた。
それにしても、1日で何個ピンチョったのだろう・・・