ダンジョウ2Fのシェフ、ジョルディの両親と弟が、この日成田に着いた。
その夜、お店に沢山のお土産を持って来てくれたのだ。
ちょうど忙しい時間帯で、軽く"Hola!" と挨拶を交わしただけだったが、お父さんは満面の笑みで「おお、君がirdecopasか!」と言ってくれた(ような気がした)。
初めて訪れる日本で、働く息子の姿を垣間見て、きっと感慨深い思いで一杯だったのではと思う。
そして、仕事後早速開けたお土産の数々。
『ジローナ銘菓』
中に入っている、マカロンのようなお菓子が大好きだというジョルディ。
「ちょっとぬれてます!ムカツク」日本の湿気を吸収してしまったようだ。
でも、全てが美味しい。疲れた身体にも優しい、素朴で懐かしい味なのだ。
『ハーブのお酒』 Ratafia
40種類以上のハーブを漬け込んだ、ガロチャ郡の伝統的なリコール。昔から、各家庭で自慢のラタフィアを造っているのだそう。コンクールもあって、優勝したそのレシピ通りに造り、町の名物として販売しているらしい。
味わいは、ハーブの複雑なアロマ、心地よい甘み、そして滑らかな口当たり! アルコール度数は24%だが、そこまでの度数を感じない位、溶け込んでいる。
寝る前に毎晩、飲みたくなるようなお酒だ。
『アバニコ』
扇の形をしたお菓子。食感は、有馬温泉の、炭酸煎餅ソックリ!
これも、懐かしい・・・・・ 食べ始めると、止まらない。
お約束のカルキニョーリも袋一杯に頂いた。
しばらくは、このラタフィアを飲んで、一日の疲れを癒そう。
Moltes gràcies!
Bon viatge!