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旅の続き(4)妻木晩田遺跡

今日は待ちに待った晴天。
10数年前、ゴルフ場の開発時に偶然発見されたという、妻木晩田(むきばんだ)遺跡へ。今から2000年から1700年前に栄えた国内最大級の弥生時代の集落跡だ。
日本海を見下ろす高台に広がる152haのムラ。
時間借り交渉したタクシーの運ちゃんと共に、広大な敷地を歩く。

『土屋根竪穴住居』 2C後半
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弥生時代の土屋根はここが全国初の復元。火事跡の調査から、屋根に土を被せていたことが解明された。中は結構広い。住居跡の周囲には排水溝を巡らせてあったそう。

『墳丘墓群』 1C〜2C前半
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絶景の場所につくられたこの地区最初のお墓。山陰地域に多い「四隅突出型墳丘墓」は王族のもの。気分は、小学生の社会科見学。

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運転手さん、あっちの高床式倉庫まで行くと、時間延びるよね?
「あー、えーですけん 30分ぐらいなら。」 

お言葉に甘えて、西側の丘陵へバモス。



もう一丁、『草屋根竪穴住居』 2C後半
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いろんな家のスタイルがあったんだ。住居跡は全部で900棟発掘されたそう。

『環濠』 1C後半
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部分的に復元されている、丘陵を囲むようにあったお堀。

見えて来た! 倉庫兄弟。
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『穀物用の倉庫』(右) 『道具用の倉庫』(左)
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『洞ノ原4号 竪穴住居』
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真ん中の穴には煮炊きの龜(かめ)があったらしい。
こうした復元の下に、本物の遺跡がたくさん埋められているのだ。

『竪穴住居露出展示』
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発掘当時の状態で保存されている。柱の穴は思ったより大きい。

ボランティアガイドさん有り難う。 
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住居跡の向こうは、淀江の海。
海岸線は、今よりもっと山の近くにあったそう。魚も捕って食べたりしたのだろう。
サケも造ったり、したのかな?

弥生時代・・・我が名もここから一字頂戴している。何となく思いを馳せるひと時。
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「お客さんは血液型、何型ですか?」とガイドさん。
この辺りの人間は、A型が渡来人、B型が元からいた先住民らしいですよ、と。
渡来人・・・朝鮮半島か、はたまた大陸、南方か。
古代より、様々な人々の流入と混血があり、今の日本文化が成り立っているのか。
甦る、弥生の国邑よ、貴重な時間をありがとう。

ホテルに到着、合計2時間半のショートトリップ 。
「お代は1時間分でええですけん。」と タクシーの運ちゃん。ビバ 米子!
でも、人が良過ぎるけん、騙されんようにしないや。
by irdecopas | 2006-05-09 13:00 | 故郷 Mi pueblo natal
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