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プースドールさん。

昨年のちょうど今頃。
スペイン料理店での仕事後
「やっぱり他の国のワインも飲まなくては」
と、無性に思うようになり
それから、夜な夜な通った近所のワインバーで
偶然にも、ブルゴーニュワインの素晴らしさに目覚めた。

それから一年。
職場も変わり、我が人生にも変化あり・・・

今年2月、衝撃のエシェゾー さん '05。
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クロ・ド・ランブレーさん '98と、ナタリー・ビゴさんのヴォーヌ ロマネ。
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5月、ボランジェさんのRD '95。
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そして、7月・・・

プース・ドールさんとの出会い。
コルトン クロ・デュ・ロワ '04
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仕事の疲れも吹き飛ぶ
鮮烈で高貴、選ばれたブドウたちの香り。
一瞬にして、身体を上質のビロードで包まれたような感触。
一口飲んでは、溜め息。
もう一口飲んでは、また溜め息。

もう、後戻り出来ないワインのいばら道。
激しく険しい道のりには、時々オアシスが待っている。

人生には、そのときに最上のワインがあれば良い。

プースドールさん、以後、お見知り置き下さい。
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by irdecopas | 2009-07-30 13:13 | ワイン・シェリー Vinos

不器用だけど

しがらきに入って、七ヶ月が経過。
母が他界して半年。
19日の日曜日、故郷の米子にて納骨式に参列。

我が青春時代を過ごした出身校
汗と土埃にまみれてボールを追った
別名「ハカシタ」と呼ばれた古いテニスコート。
偶然にも、そのまさにすぐ「上」にある
お寺の墓地に納められた。

父が万感の思いを込めて
石見(いわみ)の石材屋にお願いした墓には
『球技ひとすじ』と、一生を刻んだ墓誌が脇にあった。
バスケットボール、バレーボール、テニス、ゴルフ・・・
年を経る毎に、球はどんどん小さくなったけれど。

「もーけ、そげなことまで、書かんでごせやい。」
(もう、そんなことまで書かないでよ・・・)
と、照れくさそうにしている
母の声が聞こえてきそうだった。

日々、生きていると色んな出来事に遭遇する。
我が身に起こる苦労。
衝撃的なこと、面倒臭いこと、
情けないこと、腹ただしいこと、悲しいこと
嫌なこと、もろもろ。

そんなことがあった時に、どう、対処するのか。
どんな言動で、どう解決するのか。

「他山の石」とは、よく言ったもの。

心は毅然として、ぶれないでいたい。
顔では泣いたり、笑ったりしていても
我が信念は、貫く。
いつか、わかってもらえる日が来ると信じて。
決して、逃げない。

どんなに逆風で、どんなボールが来ても
打ち返す方法はある。

何でも、受け止めてやる。
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by irdecopas | 2009-07-21 12:04 | 東京生活 mi vida Tokio

カリフォルニアの稀カベルネ

ハッキリ言って、『ワイン狂い』。
ワイン好きのレベルを超えている。
嗜好品であるそれを
生業にできるということは、そういうこと。

一体、何が出て来るのか・・・
時々、密かに驚いている。

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Silver Oak 1998
Alexander Vallay

「銀の樫」という名の赤。
親しいお客様の結婚記念日に、店主がお祝いで開けたワイン。
カベルネソーヴィニヨン100%、少しご相伴に預かったら・・・

10年超の熟成を経て、とても素晴らしく飲み頃。
まろやかに、ビロードのようにこなれたタンニン。
チョコやシナモン、煙草など、複雑かつエレガントなアロマ
オークが綺麗に溶け込んでいる。
でも、ボルドーの有名シャトーのワインより親しみやすく
素直に「ああ、美味しい」と言える。

アレキサンダーヴァレーとは
アメリカ西海岸、カリフォルニアの銘醸地、ソノマのAVA。
ワイン産地の気候区分では、
フランスのボルドーや、イタリアのピエモンテと同じ地帯に属するという。
「ミスター・カベルネ」と称されるオーナーは元ビジネスマンで
人生をカベルネソーヴィニヨンに捧げるべく
1972年以降、ワイナリーをナパに興したそう。

実はこの日、ちょっとした二日酔い(笑)で
ほとんどアルコールを受け付けなかったのだが
これは、すーっと入っていくのだから不思議。

そして、なんだか懐かしいなあと感じたのは
「シルバーオーク」の代名詞
厳選のアメリカンオークを使用しているから、だ・・・

「カリフォルニアのカベルネも、10年経つと良いね。」
と、店主。
きっとこのワインも若い時には、かなり堅かったのだろう。

我が記憶に、また一つ貴重な味わいが刻まれた。
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by irdecopas | 2009-07-06 12:32 | ワイン・シェリー Vinos

La rioja vieja

やっぱり、大好き。

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Monte Real Reserva 1978
Bodegas Riojanas

昨年12月末、自分へのご褒美に開けたリオハ古酒。
イキイキとした赤い果実のアロマと
しっかりと感じる酸味、そして心地の良い熟成感。
これが、30年以上も経ったワインなの?!と
ブルゴーニュ好きの人達が皆、舌を巻いた。

そして、6ヶ月後の今週月曜日
偶然、全く同じワインを飲む機会に恵まれた。

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相も変わらず、
人生の酸いも甘いも知り尽くした、若々しい熟女(笑)

「ブルゴーニュの古酒でも、なかなかこの年代になると
ここまでのコンディションで飲めるものは少ないんだよね」
と、店主。

久しぶりに会っても、すっと自然に話が弾んで
傷ついていたら、何気なく慰めてくれて
落ち込んでいたら、さりげなく励ましてくれて
無条件に「ずっと大好きだよ」と
包み込んでくれる、旧友を思い出した。

Me encantan los vinos de La Rioja vieja!
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by irdecopas | 2009-07-02 16:00 | ワイン・シェリー Vinos