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フランスの、garnacha

東京に戻って来た日の夕方。
羽田に着いたその足で、気分転換に髪型を変えようと美容院へ。
もう何年通っているだろう、行きつけは新宿。
珍しく、予約制ではないので気に入っている。
「切りたい、変えたい」と思い立った時、すぐ行けるからだ。

良い具合にしてもらって、帰路の途中。
超多忙につき、手伝ってくれるかと店主からの電話。
家に荷物を置き、一息入れてからお店へ出勤し、
一汗かいた。

ご褒美に、格安で飲ませてもらったワイン。
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Domaine L'Aiguilere
ドメーヌ・ラギュリエール 2004
モンペイルー/ラングドック
グルナッシュ100%

「南仏最高のグルナッシュ。スペインのと比較してみて」
と、店主。

開けたとたんに、ムンムンと立ちのぼる獣の香り。
ものすごい。
でも、ひとくち含むと、とてもエレガントな果実味。
青草や、木の枝のような植物の香りもする。
オークも綺麗に溶け込んで、酸味も全てバランスが良い。
スパイシーで芳醇、グルナッシュ特有のチャーミングさも備えている。
ゆっくりと、時間をかけて飲んでいると
一時間後には、ユリの花の香りがした。
(ああ、帰って来て良かった・笑)

スペインのガルナッチャは、ガツンと果実味が全面に出てくる。
カリニェナあたりのは古木が多く、もっともっと濃厚だし
プリオラート周辺はミネラリーでガッチリ堅い。
(他品種とのブレンドが多いが)
若飲みタイプのカジュアルなガルナッチャはジュースのよう。
そして、全般的に言えることは
フランスよりも確実に「甘い」のだ。

こういうガルナッチャをスペインで探したら
1本、4000〜5000円は下らないのでは・・・
いや、もっとするかもしれない。

南フランスの頑固なオヤジさんが造っている
希少なグルナッシュは、大人味。
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by irdecopas | 2009-02-22 22:00 | ワイン・シェリー Vinos

伯耆富士

週末、母の四十九日法要で、故郷の鳥取県米子市へ帰省した。

着くまでは、悪天候で心配された空模様も
何とか、穏やかになって
つつがなく、終えることができた。

夕方、散歩がてら実家の近くから臨める
秀峰・大山(だいせん)を撮影。

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この山を知らない方でも、「大山地鶏(だいせんじどり)」はご存知では?
標高1729m、古くから神のおわす山として、崇め奉られた山陰の名峰。
山岳信仰の修検場として、大山寺は栄枯盛衰の途を辿った。

幼少のころから、小学生時代
冬はスキーをしに、この山へ毎週行った。
夏は、登山を確か二回程やった。

この山の麓には、日本最大規模の弥生時代
『妻木晩田遺跡』がある。

いにしえから、我々山陰人を天災から守り
自然の恵みを与えてくれた。

湧き水だけでなく、水道水も美味しい、よなご。
(厚労省の「おいしい水研究会」全国32市のひとつ)

食材の宝庫で、ここに戻ると太ってしまうくらい(笑)

でも、美味しいワインは東京に帰るまで、お預け。

そのくらい、我慢しないと・・・・・
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by irdecopas | 2009-02-21 18:00 | 故郷 Mi pueblo natal

Bacalao y patata en salsa de azafrán

最近、お店のブログを始めたら
そちらの方にかかりっきりになってしまい
ついつい、こちらがおろそかに。

とはいえ、相変わらず、飽くなき我が喰い意地。

休日のお昼ご飯は、三軒茶屋へ行って来た。
評判の長崎ちゃんぽん屋「来来来」へ。

「鶏皿うどん」850円
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めっちゃめちゃウマいやん!!!(何で関西弁?)
スープの濃さも絶妙、鶏と野菜の味が麺に絡んで
じゅるじゅるじゅるっと箸が進む。
あっ!!!という間に食べて
お皿のスープまで飲み干してしまった。
勤務店の店主と、お客様からのおすすめだったのだが
今まで、知らなかったことを後悔するくらい。
全メニュー、制覇してやる・・・
ふつふつと、闘志が沸いて来た。

最近、寒くてジョギングもサボりがち。
仕事以外、やる気が起こらないのだが
どうして、飲み食い欲だけは衰えないのだろう??

夕方まで、ブラブラして
そのまま、上馬のマイダイニング

「今まで食べたことないメニューあったっけ?」
という話になり、食べたのが
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今更のように、ガンバス アル アヒージョ。
でも、このシンプルかつ奥深いスペインタパスは
お店によって、全然味が違うのだ。
多分、何十というお店で(スペインでも)食べて来たが
やっぱり、ここのは旨い。
ニンニクが強すぎると、油を食べ辛くなるが
全てが、ちょうど良い。

知り合いの呑み友達たちが、わらわらと
偶然お店にやってきたので、盛り上がり
もう一皿、新しいメニューを頂く。

タラとジャガイモのサフラン煮込み
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おおっ、やるな平山!
たらの身はふっくらと、塩味がきいて
サフランの香りもふんわりとして
じゃがいもがソースにちょっと溶けて。
ああ、ホッとする。

ちょっと一杯のつもりで飲んで♪
何杯飲んだかな?
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by irdecopas | 2009-02-17 20:00 | ルナ ジェナ La Luna Llena

ブルゴーニュ天国 El paraíso al beber Borgoña

ハッキリ言おう。
この店では、市場価格で高いとされるワインを
開ければ開けるほど、お客様は「得」をする。
色んな意味で。

それを良くご存知の方々が、
お飲みになり、体験させて頂いたワイン。

2月5日(木)
ニュイ・サンジョルジュ 2000
ドミニク・ローラン
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果実味にも濃縮感があってベリー系の甘さ。
ものすごくパワフル、肉感的なボディ。
熟成を経ているから、エレガントさも兼ね備えて。
ネゴシアンものだけれど、かの有名なドミニク・ローラン。
さすが、の満足感。

ヴォーヌ・ロマネ 2001
ジャック・カシュー
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この日の営業前
ブルゴーニュ道勉強中の私が、ワインショップで
「通好みの、注目生産者ですよ」と言われ
買い求めたこの造り手の2005年ものを、店主に見せたら
「今は高くなっちゃったんだよね」
と、ポソっと言っていた。

そして、営業中出てきた同じ造り手の、2001年もの。
(何でも、持ってる・・・・・)

前者より、第一印象はクールでサラリとしている。
でも、しっかりとボリューム感があり、酸と果実味の
『バランス』が素晴らしかった。
出過ぎず、控えめすぎず。
かねてからの、我がブルゴーニュのイメージに
ピタッとはまった感じ。

Más
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by irdecopas | 2009-02-11 10:26 | しがらき Shigaraki

独りフレンチ @La Belle Brasserie moRi

「改めて、ちゃんとフランス料理を食べてみたい。」

ブルゴーニュワインにハマったのもあるが
2009年は、西洋料理の王道・フレンチを
色々食べに行こうと、年初、心に決めていた。

やっと最近、時間が出来たので
先週、ずっとずっと気になっていた
恵比寿のレストランを訪問。
ラ・ベル・ブラッスリー・モリ
周囲の人達が、口を揃えて「美味しい!」と
言っていたので、行かないわけにはいかない。
カウンター席なので、一人でも食事が出来るのだ。

電話で当日予約。
お店に入ると、若くて朴訥とした風貌の
森シェフが、笑顔で迎えてくれた。
シックな内装とオープンキッチンで
フレンドリーな接客。期待が高まる。

ブルゴーニュの赤を飲もうと思っていたので
それに合う、おすすめのお料理を2品チョイス。

アミューズに、かぼちゃのポタージュ。
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クリーミーでほんのり甘く。
バゲットには、シナモンパウダーがかかって
食欲をそそる!

白レバーのパテ 
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看板メニュー。ボリュームたっぷり。
もともと、パテはそんなに得意ではなかったけれど
ワインを飲むようになって好きになった。
そしてこれは、スルスルと食べられる!!
エビスビールを使った玉ねぎのペーストと
黒胡椒のソースを付けて頂くのだが
この、ソースがまた好み!!!
インパクトがあって、繊細な味。

「ぼくなら、2秒で食べ終わります」
というだけあって、本当にウマい。
シェフおすすめのメルキュレイ赤を頂きながら、
あっと言う間に頂く。

メインディッシュは
フランス産鴨のロースト シュナンブランソース
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あらかじめシュナンブランのワインで
マリネしてから、焼かれている。
しっとりと厚みのあるお肉は食べごたえがあって
焼き加減もたまらない!!!
じゃがいもは、きたあかり。
付け合わせも、しっかりと美味しい。
ああ、至福。

お腹がだいぶ満足してきたので

タルトタタン
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カルバドスをかけて、フランベ!
こういう演出も大事だよな・・・

「敢えて、シナモンなどのスパイスは使ってないんです。
リンゴのおいしさを味わって頂きたくて。」
絶品だ。

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もちろん、一緒にカルバドスを頂く。

大、大、大満足のモリレストラン。
独りでワインを1本通して飲むと、
味わいが変わっていくのを
料理と一緒に楽しむことが出来て
とても贅沢だった。
お料理に、とても豊かで伸び伸びしたセンスを感じて
すっかり、モリファン!!!
人柄が、味に溢れている。

しょっちゅうは行けないけれど
季節の変わり目には、また訪れたい。
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by irdecopas | 2009-02-03 20:00 | 東京生活 mi vida Tokio

Corullón 1999

「私の内臓は、ワイン漬け」
そんなことばがしっくり来る、今日この頃。

先週金曜日、学生時代の親友が、しがらきに来てくれた。
銀座の仕事後に駆けつけて、再会を祝し乾杯!
2人で2〜3本、飲みに飲んだ。
全部ピノ・ノワールだった。

翌日土曜日。
下を向くとまだ少し気持ち悪かったけれど
頑張って、働いて、夜の0時。
2月1日は、店主のお誕生日だ。

常連のお客様が8人集まって
マグナムシャンパンに始まり、
祝福のボトルが、ボンボンと開いて行く。
料理も次々と、美味しいお皿が出てくる。
仕事をしながら、ちょこちょこと頂く。

吉田さんの作った、牛肉のステーキが
あまりにもウマかったので、
思わず、ワイン部屋へ駆け上がった。
いつもご相伴に預かっている感謝の意で
皆さんに差し上げたスペインは。

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コルージョンは、かのエルミタを生み出した
アルバロ・パラシオスが、甥のリカルドと
ビエルソに開いた、ボデガのワイン。
コルージョン村のメンシアという、
自社畑の土着ブドウを100%使用している。
1999年の、初リリースもの。
10才のワインを、開けた。

口当たりは、とても滑らかでエレガント。
その前に開けたヴォーヌ・ロマネ、レ・ボーモンに比べると
やはり、酸は穏やかだ。
そして、後からググっと押し寄せる
プルーンのような黒い果実味と
スパイシーさが混ざり合う。
結構複雑で、奥行きを感じる。
色もインクのように濃くて
カベルネ・フランのようなニュアンス。
桜新町のお酒屋さん店主のKさんは
「ローヌっぽさもあるね。うーん、ジプシー娘大好き!」
と大絶賛。

市販価格は、フレデリック・マニャンよりも
パラシオスの方が数千円、高い。
しっかりと、高級ワインのポテンシャルはあったが
正直、今はレ・ボーモンが好き。
勿論、どちらも美味しいのだが。

この後には、シャンボール・ミュジニーの
プルミエクリュ、ラ・コンブ・ド・ロヴォー01も開いて

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卒倒しそうだった。

スペインを飲んで、客観的になった自分に
後で、ちょっと驚いた。
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by irdecopas | 2009-02-01 00:00 | ワイン・シェリー Vinos