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トスカーナ Vino toscano

ワインを真剣に飲み始めた6〜7年前
赤ワインは、やはりスペインが大好きで
フランスでも高いボルドーやブルゴーニュより
南仏の方が口にあった。(と、思っていた)

勉強会や、ワイン会の席の会話で
「スペインが好きです!」というと
「変わってるね〜」と、よく言われたものだ。
そのことばの裏には
(ワイン、知らないんだ)という揶揄が
多少なりとも含まれていたと思う。

そして、知らないからこそ、余計に意固地になり(笑)
スペインにこだわる自分もいた。
(じゃあ、アンタ、スペイン、リスカルとウニコ以外に知ってんの?)
と、心の中でつぶやきつつ、きっとそこには
数々の有名なワインがあったのに、あまり美味しいと思えず
ぐるぐるグラスを回していたものだった。

今思えば、その頃はまだ
ワインの「酸」に慣れていなかったように思う。
それに、スペインでさえ、まだまだ駆け出しだった。

もちろん、イタリアも、赤は北より南。
高級なネッビオーロや酸っぱいサンジョベーゼではなく
アリアーニコとかネロ・ダーヴォラなんかが好きだった。
濃いソースやバターを使う料理じゃなくて
オリーブオイル、トマト、バジルやニンニクに合う、
太陽の匂いがするワインを求めていたのだろう。

そして、飲食業で5年を経て、今年
人生を揺さぶられる、というのだろうか。
きっと一生忘れないだろう、ワインとの出会いが
いくつか、あった。

Más
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by irdecopas | 2008-11-28 12:00 | ワイン・シェリー Vinos

ボルゴーニャ。Borgoña 

「ボルゴーニャ」って
ちょっと間の抜けた感じで、カワイイ響きだけど・・
実は、ブルゴーニュ Bourgogne のスペイン語表記。
この夏から秋にかけて、何十種類、口にしただろう??
というくらい、どっぷりとピノ・ノワールに浸かった。

もう、すっかりバレているとは思いますが、白状します。
「私はこれで、ダンジョウ辞めました!」(笑)

勿論、退職には諸処の個人的事情はあったのだが
食とワインを通じて、新しい人々との出会いもあった。
色々な産地のワインを、味わって飲む機会が出来て
もう一度、以前のように
「世界の、ワインを楽しむ」という
原点に戻ろう、とも思った。

もっと広く深く
もっともっと自由に楽しく
ワインもお料理も、雰囲気も
自分の嗜好に素直になって、ジャンルを問わず
心から楽しんで、お客様にも注ぎたい。

まあ、一言でいうと
「節操がない」のであるが・・・

この秋の、思い出深い ブルゴーニュ姉弟。
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左が、弟さんのファブリス・ビゴ ニュイ・サン・ジョルジュ VV 05
2005年とあって、果実味の濃縮感が素晴らしく、酸もしっかり。
頑張っているな、弟よ。
もう少し、熟成させたらとても良い感じだ。

そして右が、先に醸造を始めたお姉さん、ナタリーのワイン。
オー・コート・ド・ニュイ2001年は
飲むと、肩の力がふーっと抜ける、癒しの酒。
我が経験だと、リオハの旨味たっぷり
古酒のニュアンスも、ほんのりと感じた。
ビオなので、一本一本にばらつきがあるけれど
それも、楽しみながら飲めた。お値段も手頃で。
残念ながら、こちらはもう手に入らないそう・・・
まさに、我が「ボルゴーニャ。」

スペインには、片足を付けたままで
手探りの街角ワイン修行を、来月から始めます!
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by irdecopas | 2008-11-26 20:50 | しがらき Shigaraki

La Cuina d'en Mishima 三島さんの厨房

もう数年来「行かなくては!」というお店があった。
カタルーニャはtomoさんの働く
els casals と、もう一つ。
新宿区にある、La Cuina d'en Mishima
カタルーニャ語で「ミシマの厨房(料理)」
ブログで、お料理と文章を拝見する度に
「ああ、この人の作るお皿を食べてみたい。」
そう思っていた。

店主の三島さんと、試飲会で初めて
挨拶を交わした、その翌週。
予約の電話をかけた際、
「ワインは好きなのを持ち込んで下さいね。」
(そんな、レストラン有りですか!?)
思わず、お言葉に甘えて
「ハイ、ではお料理、適当にお願いします!」
何を持って行くかも伝えていないのに
そんな、お願いの仕方はサイテーだが
もう全面的に、信頼し切っていた。

伊勢丹ワイン売場の友人のところで選んだ
ドイツはバーデン地方の名手、
フーバーのヴァイサー・ブルグンダー '06と
自宅の段ボールで3回夏を越した(!)
スペイン・トロのピンティア'01を携えて
いざ、曙橋へ!

Más
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by irdecopas | 2008-11-13 20:00 | 東京生活 mi vida Tokio

Pastel de pescado

あれよあれよという間に、もう11月下旬。
神戸での短期生活を終えて、一昨日戻って来たら
体重が結構増えていた・・・・・
暇を見つけては時々走っていたのに。
焦って、昨日は雨の中ジョギングしたが
鶴橋のチャンジャとビールが美味くて、
また増えた(「え」にアクセント、で)。
やれやれ。

ちょうど2週間前。
この日は、10km以上走った後
お腹ペコペコで訪れたルナ ジェナ。

お魚のケーキ
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白身魚をベースにした上品なパステルは
ふわっとした食感で、磯の香りがほんのりと。
ソースは赤ピーマンと玉ねぎなどの甘みが
生地の風味を引き立てる。
「今回は、会心の出来だよ」と、平山氏。

アーティチョークのソテー
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何となく頼んでしまうのがこれ(笑)
スペインで食事をすると、良く登場する食材。
ドゥエロのロサード(ロゼ)との相性バッチリ!
もっと味が濃ければアモンティリャードだけど
ここのは、優しい。

「今日は豆じゃなくて、肉食べてよ」と
供されたのは・・・

やわらか豚のブルチーズソース
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ドカーン!ガツーン!!!
肉そのものは本当に柔らかくて、野菜のうまみも感じる。
ソースは塩味強めで青カビ臭が充満。
これは多分2人前はあるのだけど、
オンダーレというリオハの美味しいワインと共に
しっかり、全部頂きました。

隣の常連2人組にパエジャのお裾分けを頂いて
おしゃべりを楽しみながら
あっという間に三時間以上経過。

お腹も満たされて、あとは眠るだけ!
「また来るね〜」
ヨロヨロと、階段を登り家路についた。

スペインめし、続く・・・・・

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by irdecopas | 2008-11-11 18:00 | ルナ ジェナ La Luna Llena

La Castaña en 馬喰横山

ティオダンジョウ生活を終えて
あっという間の2週間。
ワイン試飲会や、近所の店のお手伝い
日課のジョギングなどしながら
今まで出来なかった、普通の時間の夕食。
やはり、落ちつくしゆっくり楽しめる。

まずは、バルのタパス編から。
東日本橋、馬喰町にあるLa Castaña
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La Luna Llena 平山氏と兄弟のような関係の
男前、数井シェフが作る

Callos a la madrileña
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「すごい、ストライクゾーン!!!」
我が好みにズバリ命中・・・ここにも、あったのか。
動物臭さがたまらない!
丸腸が入っているのを見逃さなかった。
サラっとして、モツの塩煮込みに通じる、カジョス。
わざわざ馬喰横山まで行っても
これは、一食の価値有り、です。

リオハの赤は2001年のレセルバで素晴らしく。
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身の締まった鯛は丸ごと香草焼きで・・・
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各テーブルのお客で取り分けて、頂きました。

レンズ豆とイカスミの煮込みも、とても美味しかった。
ここは、本当にバル?と思うくらい。
とにかく、お料理の味がすべて "ピシッ" としていて
食べていて、気持ちがよい。
とても良い塩梅で
どんどん、次々食べたくなるのだから。

ちょっと、褒め過ぎたかな?(笑)

続きのレポートは、再来週・・・
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by irdecopas | 2008-11-04 20:00 | 東京生活 mi vida Tokio