カテゴリ:東京生活 mi vida Tokio( 77 )

あまぞねす Amazonas

サラリーマン時代から、ずっと続いている。かれこれ、15年近く?

当時、仕事をきっかけに、いつしか社内で宴好きの女性たちが集まり

週に一度くらい会社の近くで「おつかれさまー」と、飲み始めたのがきっかけ。

同じ釜の飯を食った仲間、というのがしっくりくる。

その名も、「あまぞねすの会」。

今どきの、「女子会」ではなく、「あまぞねす」。

共稼ぎママも居れば、シングルマザーも。バツ有・無シングルもいるし、DINKSも・・・

ギリシャ神話に登場する、女性だけの狩猟民族。『強い女性』の象徴。

戦って、酒飲んで、飲まなくても、本気で食べる、女性たち・・・

前置きが長くてすんません。

本題へ。

今回の新春あまぞは、『Sさんお手製韓国料理で飲む』が、コンセプト。

実は、前回あまりの美味しさに、また甘えてしまった。

ビールで乾杯しながら、まず、自家製キムチに舌鼓。

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大根も白菜も、やっぱり冬に食べるものだと、心底。

程よくピリッと辛く、旨味もあって、あっさりとしているから、バリバリバリバリ

何時間も、ずーっと、食べ続けた。

ここで、キムチに合いそうだと用意していた、ベルギーのトラピストビールを抜く。

酵母の風味がフルーティで、良い感じ。

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大ヒット、にらのキムチ。

「これは、今朝作って来たんだよ」と、Sさん。

へー!!!すごくシンプルなのに、にらの味を全ての調味料が上手く引き立てている・・・

すごーい、コリアン野菜料理は奥深い。これ、イタダキ。

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にんじんのジョン。

これがまた、ケーキみたいにほんのり甘くて。やっぱりコナもん、よろしいなー。

酢醤油につけて、ぱくぱく。

ワインは、僭越ながら我がセレクトで

やっぱり、ドイツのリースリングは外せない。カビネット、やや甘口でオイリーな舌触り。

洋ナシっぽい風味が、キムチとピッタリ。この組み合わせが大好きだ。

アルザスのゲヴェルツトラミネールも、華やかな香りがスパイシーな韓国料理とイイ感じ。

いずれも、酸はしっかりあるので、口の中がスッキリ。だから、次々食べられる・・・
(食べるのに夢中で、ワインの銘柄と写真、スッパリ失念)

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ほっこり優しい、タッカルビ。

とろけたジャガイモ、にんじんの甘みが、これまた絶妙。鶏肉も柔らかくて。

(おっと!!!やばい、料理作ってもらってばかりのSさんに、お酒注いでない!)

「あー、そろそろ鍋ですよねっ」

最年少のくせに、夢中で食べて喋ってばかり、これはマズイと重い腰を上げ。

カバを抜き、皆のグラスを満たし、ブリシャブの準備くらいしないと、バチが当たる・・・

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「美味しいじゃない!鍋に泡って、イイよねえ」

ホーーーーッ。一安心したところで、油断なく、次。

本日最上級のワイン、オーボンクリマのピノノワール、登場。

「んん、このピノは、酸っぱくなくて飲みやすい。さすが、ナイスな選択!」

脂の乗ったブリとポン酢と、このワインの組み合わせも、なかなか。

最後に、一本スペインのトロ赤を抜いて。

(途中でマッコリも、あったよね)

5人で6本、用意しておいて良かった。

そう、我らがあまぞねすは、狩猟の女神「アルテミス」のみならず

ワインの神「ディオニソス」にも、守られているのです・・・

次回は、「春あまぞ」。

今から、楽しみ・・・・・
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by irdecopas | 2011-02-04 09:34 | 東京生活 mi vida Tokio

La Picada de Tres @ 浦安

「ジョルディ、久しぶり!」

一年半ぶりに会った。
頬とほおを合わせてべシート、
スペイン式挨拶から始まった、再会。

初めて降り立った、東西線、浦安駅。
魚市場もある、海の匂いがする街。

カラシ色の、瀟洒な建物の一階
暖かい日差しの差し込むレストランに、彼はいた。

恵比寿時代の、元・我が同僚でシェフ。
日本で気を吐いているカタルーニャ出身料理人の、ひとり。

カタルーニャ帰りのtomoさんと、お寿司屋さんと
カスティージョ ペレラーダの、ワンランク上のカバで乾杯ののち…

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彼が、我々の為に用意してくれていた前菜。たっぷり三人前。

店名の La Picada ピカーダ とは、カタルーニャ料理に欠かせない、隠し味。
オリーブオイル、パン、にんにくやナッツ、スパイスなどをペースト状にしたもの。

「三人の ちから、ミックスの意味が、アリマス」

ジョルディは、開店前にわざわざ桜新町まで訪ねてくれて。
新しい店名について、そう説明してくれたっけ。

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絶品のガンバス アル アヒージョ。オイルを乳化させて、ピル ピル 状態に。
にんにくの旨味がとてもよい具合に溶け出して、最高!!

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「うわ、ジョルディの、味!!」

彼の内臓料理、何とイベリコ豚のハラミ、ハツ、レバー。シッカリ塩味、容赦のないガツン系、でも、正統派のウマさ。
玉ねぎの甘みとワインと、肉の旨味があいまって。The 西洋料理!ワインがすすむ・・・ 

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このお店が直輸入している、アルザスのピノブラン。この、ジョルディ味に負けない白。
キュートでフルーティな香り。伸びのあるミネラル、キレのよい酸。
バランスよし、エチケットのお顔もよし。

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「鴨のお肉を十五種類のスパイスで煮込んだものを、包み焼きにして、キャラメルとサフランのソースで仕上げています。ピスタチオ、いちじく、アプリコットと一緒にどうぞ」

イケメンサービス担当の彼は、一時間かけて、浦安まで通っているそう。

ジョルディの師匠、ジャン ポールは、有名になる前の エル ブリの料理長も務めたフランス人。そのお皿が、時空を越えて。

お肉とフルーツとスパイス。地中海沿岸、カタルーニャと、アラブまで入った、渾然一体の味。

パリパリとした皮と、中身を一緒に食べると。ジョルディらしさが、口一杯に溢れた。

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ついに、渡り蟹のパエリャ!

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うん、これはまさに、La Picada de Tres
日本の食材、ワタリガニと米、そして、ピカーダ。全てが、お互いをひきたてあって。

たっぷり二時間かけて、おしゃべりしながら。これこそ、本場のスペイン料理。

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自由な今だからこそ、味わえる贅沢なひととき。

Gracies Jordi !

また会いに来るね。地中海の香りが漂う、浦安に。
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by irdecopas | 2011-01-25 12:28 | 東京生活 mi vida Tokio

Hola 2011

元旦、初日の出を偶然に目にすることが出来た。

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最初は、ぼんやりと明るくなった房総の大地。

まばゆい陽の光が、どんどん、広がって明るくなっていく様が

ものすごい迫力で、身体全体に伝わってきた。

感動で、涙が出そうになった・・・・・

あ、太陽光線が強かったからかな(笑)

たっぷりと、御来光を浴びて、パワー充電。

もう、2011年は怖いもの、なし。

の、はず・・・・・

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1月 3日(月)

CAVA Xaloc Brut

en Rigoretto Kitchen ¥2,500

恐るべしCP スッキリ爽やか、泡も細やかで、この値段なら言うことなし。
青りんごをかじったようなフレッシュ感、青春時代を思い出しながら
学生時代の友人たちと語り合いに、ぴったり。
ランチにゃ良いけど、夜には、ね。

ノムリエール。
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by irdecopas | 2011-01-04 15:39 | 東京生活 mi vida Tokio

せんたく

バンクーバー冬季五輪を観て

ときどき、涙が溢れることがある。

お客様と、ちょっとした会話を交わしたときに

心の琴線に触れることがある。

今、とてもシンプルな生活

白い小さい部屋から、ボーっと空を見上げたり

お風呂で読書に専念したり

近所の、好きなお店で遅い昼ごはん。

美しい花と、美味しい匂いのする料理

心躍る音楽、すばらしいワインと人に会う

仕事がある。

今の生活を噛み締めつつ

なるべく、我が魂の声に

従うようにしていきたい。


只今、こころの洗濯中。

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(手作りパンの、ボカディージョ by Hirayama )
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by irdecopas | 2010-02-15 16:49 | 東京生活 mi vida Tokio

愛すること 2 amor


スペインでも、ワインでも食べることでもなく

抽象的な記事の、続き・・・


「愛を達成するための基本条件は、ナルシシズムの克服」

「人を愛するためには、(中略)

謙虚さと客観性を理性を育てなければならない。

自分の生活全体をこの目的に捧げなければならない。」


(尼寺にでも入らないと・・・・・)


「愛の技術の習練には『信じる』ことの習練が必要」


「理にかなった信念の根底にあるのは生産性である。」


(不倫ばかりしている人は・・・?)


「人は意識のうえでは愛されないことを恐れているが

ほんとうは、無意識のなかで

愛することを

恐れているのである。」


「愛するということは

なんの保障もないのに行動を起こすことであり、

こちらが愛せばきっと相手の心にも

愛が生まれるという希望に、

全面的に自分をゆだねることである。

わずかな信念しかもっていない人は

わずかしか愛することができない。」


(むむむ、キッツイな~)


往復ビンタ、されたみたいな気持ちになること

請け合い。

※エーリッヒ・フロム著
鈴木 晶 訳

「愛するということ」

紀伊国屋書店 刊
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by irdecopas | 2010-02-04 17:27 | 東京生活 mi vida Tokio

愛すること amor

最近、入浴しながらの読書が、唯一の楽しみ。

なんたって、気持ちがよいし、

汗をかきながら、脳も使って

お金はあんまり使わないですむ。

今、「愛するということ」という本を読んでいる。

著者はエーリッヒ・フロムというドイツの精神分析学者。

ものすごく、かいつまんで言うと

「愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営み」



「愛こそが現実の社会生活の中で、

より幸福に生きるための最高の技術である」

という。

「愛」とは、「技術」

その技術の習得に必要な条件は

第一に「規律」

第二に「集中」

第三には「忍耐」

最後に「技術の習得に最高の関心を抱くこと」

そして、

「生活のあらゆる場面において

規律と集中力と忍耐の習練を積まなければならない」

「一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件」

「愛は能動」 ・・・・・・etc.

目からウロコの嵐

我がテクニック不足には愕然

巷に溢れる恋愛指南本

「如何に愛される女(男)になるか」というテーマに

うんざりしていた人には、お薦め。

「愛することができれば、愛される」

「自分を愛さなければ、他人も愛せない」

ってことでしょうか。

独りごち。
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by irdecopas | 2010-02-02 14:47 | 東京生活 mi vida Tokio

BIKINI tapa

最近、久々の再会づいている。

先日の日曜日

一年ぶりに会う約束をした、Izabelの誘いで

渋谷のマークシティにある、バル・レストラン " BIKINI " へ。

ここは、カタルーニャ料理のお店。

Barcelona &"bikini" と聞いて、ピンとくるのは・・・

ビキニ環礁でも、水着のビキニでもなく。

ハムとチーズを挟んだ、ホットサンドウィッチ。

なぜか、バルセロナではその食べ物を bikiniと、呼ぶのだ。

そして

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ランチで注文した、Caldoso de pulpo たこのカルドソ

お店はカジュアルな雰囲気だが、

お味はしっかりと本格的で、美味しい。

白いクレマは、カタルーニャの象徴

all-i-oli アリオリ。 なかなか、ニクイ演出。

さすがは、ジョセップ・バラオナ氏プロデュース。

まだ会社員の頃

彼がやっていた、今はなき有楽町の「pintxos bepo」に

一人で、足しげく通ったっけ・・・・・

そんなことをちらりと思い出しながら

イサベルと、拙いけれど楽しい会話のひと時を過ごし。

十年一昔。

十年前と今では、全く違う生活を過ごしているけれど

それは、着実に

自分らしい自分に、近づいているように思う。

本物の自分になるには

あとどのくらい、かかるのだろうか・・・

Nos vemos en marzo, Izabel !!
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by irdecopas | 2010-01-24 13:30 | 東京生活 mi vida Tokio

新年遅々・・・

とうとう、一ヶ月更新しなかったら
年が明けてしまった。
失礼千万。

もう、年始の挨拶どころではないが

今年も、何卒よろしくお願いいたします。

年末は31日まで、よく働き、

お正月は、よく飲み

年始は、3日から再びよく働き、よく食べている。

それなのに、か、それだから、か

先日、事故に遭ってしまった。

身体はまったくの無事だったが、

長年乗った自転車がお釈迦に。

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フーリエの2007年ジュヴレイ・シャンベルタンとモレサンドニ、クロ・ソロン

まさに、強い男と美しい女。

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心の傷を癒してくれた、最高のゲヴェルツ。

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モツの白味噌バター煮込みとぴったり寄り添った、すごいヴィオニエ。

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熟成しているのに、ピュア。すばらしいモンタニー。

色んなことが起こるけれど

今年も身体が続く限り

働いて、飲んで、食べて、笑って、感じて

ワインを、人生を、享受していきたい。
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by irdecopas | 2010-01-14 16:44 | 東京生活 mi vida Tokio

Mucha España!

離れてみると、妙に恋しい・・・

スペインの雰囲気。

日曜日、もんじゃ焼きですっかり有名な月島の

「スペインクラブ」を、初めて訪問。

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名目は、「KさんとNさんのソムリエ合格祝いをダシに飲む会」

長年続いている、スペインワイン・料理関係方々とのお付き合い。

”心の拠り所”

久しぶりの皆さんとの再会は、心の底から楽しみで、嬉しいものだった。

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" Salud!"

もちろん マンサニージャ。

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久々に口にしたアウロラ、石田純一ばりに

「まさに、オーロラの味わい」(笑)

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たまたま、試験会場で、通路を挟み斜めに席を並べたKさんとは

ちょうど、6年前から参加していた

スペイン業界主催のワイン勉強会で、一緒に良く飲んだ。

講師のTさんやAさん、その後お世話になったオーナーシェフDさんをはじめ

立場は様々な、業界内外の人たちと

ブラインドテイスティングを、楽しく真剣に味わったものだった。

当時は、ワインエキスパートに合格して

「は~ これでやっと好きなスペインワインに没頭できる!」との思いから

それが高じて、スペイン料理店に入ったのだった・・・

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más
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by irdecopas | 2009-11-25 11:47 | 東京生活 mi vida Tokio

¡ Muchisimas gracias !

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おかげさまで、合格致しました。

ソムリエ呼称資格試験。

昨日、合格通知が届き
認定登録料20,000円の振り込み依頼も受け取った。

晴れて、ノムリエから、ソムリエへ昇格。

いや、ノムリエであり続けたいとの決意も
新たにした次第。

社会人となって16年目

四十路前に、やっと、そして
ついに、我が " 生き場所 " を掴んだ気がする。

2003年、会社を退職&ワインエキスパート取得
2005年、スペイン料理店バル開店に伴い、正社員に。
2006年、公式ベネンシアドール称号取得
2008年、ティオダンジョウを退職

いずれの節目も、全て、10月だった。

そして、昨年、母が再入院した10月20日は
父の誕生日でもあり
今年は、合格発表の当日。

2009年。晴れて
我が人生の新たなスタートとなった、神無月。

これまで、支えて来てくれた人々に
深く感謝すると共に

下っ腹に力を入れて
前に、進んで行きたい。

本当は、ちょっと休みたいけど・・・(笑)
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by irdecopas | 2009-10-22 13:02 | 東京生活 mi vida Tokio