カテゴリ:Venenciador シェリー( 13 )

ウルルン滞在記、観ました。

6月15日、日曜日はとても気持ちの良い晴天
昼間は、九段会館で行われたラムの試飲会へ行ってみた。

休日とあってか、かなりの人々が訪問。
スペイン語圏のものはなくて、ちょっとだけガッカリしたが(笑)
仏領・マルティニーク島というカリブ海に浮かぶ楽園で造られた、
アグリコール・ラム(さとうきび搾汁から造る贅沢なラム)を体験。

アルコール度数が高いので、5種類しか試せなかったが
大量生産のラムには、感じたことのない
植物の茎のような香りや、ヨード臭が感じられるもの
また、モルトウィスキーの樽で熟成させたキレの良いもの
まったり、うっとり、芳香豊かでコニャックのようなもの。
色々な味わいがあって楽しく、非常に奥深い。
そんな中で、一番美味しいと思ったのは

ラ・マニー 1979年
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1979年に収穫したさとうきびを醸造、蒸留
バーボン樽を使用して熟成、度数は43°
濃厚な味わいの中に、キリリとした酸味
豊かな香りと後味のキレの良さに、驚き!!

思わず写真を撮らせてもらった・・・

しかし、すごい来場者の数だ。
シェリーだけのイベントを日曜日にやったら
これだけ集まるだろうか???

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by irdecopas | 2008-06-15 01:41 | Venenciador シェリー

Erizo de mar y manzanilla

一階バルのアルバイトで元俳優のイケメン男子
M君(注:金曜日のみ出勤)から頂いた、函館土産。

生・雲丹、ウニ、うに!
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歓喜の声を上げて、わらわらと、仕事を終えた輩が集まる。
ハシを持って来る者、醤油とわさびを持って来る者。

そんな時、どうしても試したくなってしまったのが
"マンサニージャとの相性"
『ウニやペルセベス(カメの手)など、ヨード味の強い海産物にも合う』と
スペインのシェリー本で読んだことがあった。

一般的に、ウニや魚卵系はワインと合わせるのが
難しいと言われているが、シェリーは例外の1つ。
からすみ huevas とフィノは黄金の組み合わせだし・・・

白ぶどう、パロミノの育つアルバリサ albariza という白亜の土壌は
三万年前は海で、藻や海藻の堆積物で形成されている・・・
のだった。だから、ヨードとの相性が良いのか!?

実証するまたとないチャンス。
百聞は一食にしかず、だ。

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わさびをほんの少量と、宮古島の雪塩&うにうに
オリーブオイルをちょろっとつけて
そのまま口に放り込む。

結論:
ワサビはどうかな?と思ったのだが
生臭さを消してくれるのはもちろん、
マンサニージャの持つハーブっぽい香と融合(したと思う)。
世界一ミネラルが豊富という塩と
うま味のあるシェリーが相まって
うにの甘みを引き立ててくれる。
適度に磯の香り漂う、とっても良い塩梅!!!

魚介に合う白ワイン(アルバリーニョ)でも試してみたが
うにのヨード臭が勝ち過ぎてしまう印象。
(それは、それで良いのだけれど)
クリーム系などソースの力を借りるなら
その限りではないと思うが・・・

にんにくも、良いかも?

等々、ひとりごちていると、周囲の冷たい視線と
シーンと呆れた空気が漂って来る。

(ゴメンなさい。ほとんどビョーキだから無視して!)

でもお寿司屋さんにマンサニージャあったら、良いなあ・・・

(え、しつこい? ハイ、その通りです。)
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by irdecopas | 2008-05-16 23:30 | Venenciador シェリー

Un poco de vino de jerez y tapas

ダンジョウ2Fも春らしく、新しい試み。

「シェリーと合う気軽なタパスを、少しずつ出してはどうか?」
とコシネロスからの提案。
ベネンシアドールとしても、わくわくと楽しい仕事。
気取った、複雑なものではなくて
アンダルシアらしい定番のものから
色々やってみようと。

まずは、マラガのホストファミリー宅が
バルだったという、コシネラMのアイデア。

にんじんのサラダと、マンサニージャ・ラ・ヒターナ
Zanahoria aliñada y La Gitana
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マンサニージャといえば
タパスはまずオリーブやハモン
そして塩味の海老などの魚介を思い浮かべるけれど
さっぱりと、そしてほんのりスパイシーな
ニンジンと、レーズンの組み合わせが
合うんです!!!

シェリーはいつもの半量(約50cc)と
タパスもひとりで食べきれるサイズで
気軽に、そして美味しく、召し上がって頂きたい。

みんなで試行錯誤して、考えてます。
メニューに見つけたらぜひ
試してみて下さいね!!

宜しくお願いします!
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by irdecopas | 2008-04-07 23:30 | Venenciador シェリー

1年後

ベネンシアドール公式称号資格に認定されたのが
昨年の10月26日。
今思うと恥ずかしいくらいに
荒削りで付け焼き刃な状態ではあったが
「一心不乱」に試験に臨んだ。
その鬼気迫る殺気と将来性(?)を買われてか
日本における「ビノ・デ・ヘレスの伝道者」
の一人として任命されたのだった。

その後は、限られた道具と環境で、
地道に滴と香りを振りまきながら
お店で、お客様に注ぎ続けて来た。
一人でも多くの人に、関心を持って
シェリーを味わってもらうために・・・・・

そして先週
スペインの日、10月12日にダンジョウの2Fで
ヘレス=シェリー原産地呼称統制委員会の会長
ホルヘ・パスクアル氏と日本代表、
日本のインポーター諸氏 総勢13名に
ベネンシアでサービスをするという機会に恵まれた。

1年前より、ちょっと太くなった腰に
赤いファヒンを巻き付けた例のスタイル。
扱っている銘柄の中から、
ラ・ヒターナと、フィノ・キンタの二種類を
合計26杯、連続でジョボジョボジョー。
樽は無いので、ボトルからクビレテへ注ぐ
いつもの方法で。
かなり狭いスペースで、手間取ったけれど
久々に、心地よい緊張感を味わうことができた。
とても貴重な経験をさせてもらった。

『真のベネンシアドーラ』への、長い長い道のりは
まだ1年が経過したばかり。
シェリーの一杯一杯に、命を吹き込めるように
精進しなくては。

ぜひ、シェリーのオーダーをお願いします!
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by irdecopas | 2007-10-19 10:16 | Venenciador シェリー

ナルシストの境地

3個持ちを始める前に、ライトを少し気にしてみた。
身体の正面を右斜め前にずらしてみると、ちょっとだけ光が弱い気がする。
「よし。」と足場を決めると・・・さっきより舞台の前に出ている。
観客の視線が集まって、気持ちがよい。
「皆が見ているのだ。とくと、ご覧あれ!」

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(また光を回避してか、えらく高い位置から注いで、左手が固まっている・・・)

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by irdecopas | 2006-11-01 10:30 | Venenciador シェリー

公開実技 en 芙蓉の間

やっと出番が廻ってきた。
一人一人、名前を呼ばれて壇上にあがる。
全員、揃ったところで椅子に座り、自分の演技の番を待つのだ。
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ふっと客席を見ると、大きなライトが左右に1つずつ、そして
小さめのライトが正面から2つ、舞台をガンガン照らしている。
「ま、眩しすぎる・・・」
光がバッチリ当たり、前から数列までの客席しか見えない。
悪い方の左目が全然ダメだ。瞳孔が開いてしまう。
この時、何とも不思議な感触が身体を駆け巡った。
「もう、いいや。思いっきり、みせてやろう。」
そう思うと、急に楽しくなった。
すると、客席に友人のK子さんの顔が見えた。
思わず手を振った。気付いてくれたかな・・・?

それぞれのベネンシアドールが、思い思いのスタイルで注いで行く。
こうして、他の人の実技を見るのは初めてだ。個性があって面白い。
いよいよ、自分の番。
笑顔で挨拶して、真ん中に立つ。

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by irdecopas | 2006-10-31 12:44 | Venenciador シェリー

最終審査へ

合格発表の後、すぐにまた筆記試験&デグスタシオンが始まった。
二次試験の行われたのと同じ会場で、12名が座っている。
この中から二人、優勝・準優勝者を選ぶのだ。

試験はたったの15分間。
記入は、全てスペイン語で書かなければならないが、
筆記は拍子抜けする位、簡単なものが2問だけ。
”Mosto Concentrado Rectificado” とか、
”Macharnudo, Balbaina, Miraflores, Pastrana"とか
”Saccharomyces Ellipsoideus" とか
Cupos について説明する、とか(笑)
覚えていたのは、全然使わなかった。

きき酒は、2種類。
1つは、テーブルに置かれる前にわかるくらい色の濃いもの。そして極甘。
Pedro Ximénez
もう1つは、琥珀色。ひとくち含んで即答。
Amontillado
結局、壇上での公開実技が関門なのだろう。
こうなったら、もう、あとは運試し。
アモンティリャードを飲み干して、終了の合図を待った。

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by irdecopas | 2006-10-30 11:40 | Venenciador シェリー

二次試験 en ガーデンコート

会場のニューオータニ・ガーデンコートには、お昼の12時30分に集合。
控え室に着くと、すでに参加者が大勢着替えて待機している。
全員、白いシャツに黒いズボン、腰には赤いファヒン。
60人も同じ格好をしていると、圧巻だ。
先週買い揃えた我が衣装に袖を通し、ふんどしを締める勢いで(経験はないが)
ファヒンを腰にぐいっと巻いて、いざ、出陣!

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by irdecopas | 2006-10-29 16:32 | Venenciador シェリー

まずは結果報告

昨日、10/26(木)第5回ベネンシアドール公式称号資格認定試験の二次試験と
最終選考が紀尾井町のホテルニューオータニ行われ・・・
何と、『ベネンシアドール公式称号資格』に認定されました!
応援して下さった皆さま、有り難うございました。
とても貴重な経験をすることができました。
試験当日の詳細など、追ってレポートさせて頂きますね。
取り急ぎ、報告まで!
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                                                (写真提供/食糧醸界新聞 堀口氏)

あと30分、再び睡眠をとってから出勤します^^;
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by irdecopas | 2006-10-27 10:00 | Venenciador シェリー

9日前

昨夜は、いよいよ来週に迫った試験用の黒ズボンを買いに渋谷の某百貨店へ。
「お客様、何かお探しですか?」
「黒いパンツを探してます。」
「お仕事用ですか?」
「んー。レストランのサービス業なんですが・・・」
店の仕事用でこんな値段の、もったいなくてはけるか!!!
と内心思っていると、きっと店員さんも同じこと考えてるような、少し怪訝な顔。
「実は、コンテストみたいなのがありましてね。」
と、切り出すと、「あ! そうなんですか、それなら良いのがありますよ。」
テキパキと2点を薦めてくれた。
試着をすると、ストレッチのきいた綿とレーヨンの混紡のが良さそう。
少し光沢が入っているので、カジュアルな感じではない。
「これなら、終わってからも使いやすい素材ですからね。」
そうそう、そういう一言は重要だよね・・・
買い物をしていると、接客の勉強になる。
『感じが良くて、的確なトーク。ムダなことは言わない』
ピタリと当てはまる人だった。
大きめのヒップラインが気になるが、これは服のせいではなく、自分の責任。
「これ、お願いします。」
閉店時間の訪れと同時に、購入。

あとは、白いシャツと黒い靴を用意しなくては。
ベネンシア実技の準備、あと1年あればなあ・・・
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by irdecopas | 2006-10-17 10:42 | Venenciador シェリー