カテゴリ:ワイン・シェリー Vinos( 57 )

ビノス覚え書き その1. Julián Chivite  

お店では、ワインの仕入れを担当しながらも
最近めっきりそのネタを取り上げていない。
我が仕事に導いてくれた先導者たちに
感謝の意を表し、少しずつ書き始めようと思う。

まずは、第一回目。
タイトルにあげたのは、スペインはナバーラ地方にある
老舗「ボデガス・フリアン・チビテ」
ダンジョウのバルがオープンした2005年10月から
2Fのワインリストに、新たに加えたアイテムの一つ。
当時「ナバーラで美味いの、何かないかな?」
オーナーD氏と二人で協議中
「チビーテ!!!」と、お互い声を揃えて意見の一致した
思い出深いワインでもある(笑)

Chivite Colección 125 Reserva
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ボデガの創業は1647年で、
日本の醤油が、オランダ東インド会社によって
国外に輸出された年。
ダンジョウでは1998年〜2000年を扱った。
フレンチオークの新樽で熟成を重ねており
円熟した果実味とバランスの良い酸
ナツメグのようなスパイス、そして
煙草やなめし革を思わせる、複雑なアロマ。
華やかで派手なタイプではないのだけれど
特に、ワイン好きのお客様にお出しすると
とても喜ばれるアイテムの一つであった。
(写真はボデがのHPより転載)


*Guía Peñín 2004より
Chivite Colección 125 1999 T.R.
68%テンプラニーリョ, 30%メルロ, 2%カベルネソーヴィニヨン
90ポイント
濃いサクランボ色。上質な樽のトースト香(焙じた、カカオ)
新しい皮の軽いニュアンス、黒色果実のコンポートの香り。
ふくよかな、充実して、繊細、エレガントな口当たり、
新鮮かつ熟したタンニン。

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by irdecopas | 2007-04-20 10:00 | ワイン・シェリー Vinos

完結編 en Aux L'egumes

日常生活がスペイン料理&ワインに囲まれて1年あまり
最近、とみに非日常の体験が恋しくて仕方がない。
「”スペインめし”のくせに、違うネタばかり取り上げて」
という声が聞こえてきそうだが、
時々の気分転換、しばしお付き合い願えれば幸い。

ヴォーヌ ロマネ 1er Cru ドメーヌ アラン ユドロ ノエラ 1997/ ブルゴーニュ
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「このドメーヌには何度も足を運んだのですよ」とY氏。
エチケットも気品に溢れている。
フランス国内とイギリスに多数の常顧客を抱えているため、
輸出用として出回るのはごく僅かだそう。

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by irdecopas | 2007-01-22 22:00 | ワイン・シェリー Vinos

続・ Aux L'egumes

このお店、野菜をふんだんに使った料理を提供している。
新潟と縁の深いシェフが、食材にこだわり
『和食の食後感』のあるフレンチを目指しているそう。

『野菜のマリネと生ハム&洋梨、豚のリエット』
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自然農法で作られた、シャキシャキのお野菜がたまらない。
豚のリエットもグー。

2本目は
オーボン クリマ ヒルデガルド 1999 / カリフォルニア
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「かなりの変人ですよ、この造り手は」
そんな話に花が咲いていた。
ブルゴーニュの神様アンリ・ジャイエを師と仰ぐ
奇才ジム・クレンドナンが作る、幻のワイン・・・

っていうか、このボトル、分厚くてもの凄く重い。
そして、白なのに黒い瓶。エチケットも三角だし・・・ 
(コストかかりそう。)
口にふくむと、品の良い香水のようなアロマ。キュッと心地よい酸味。
アフターもずっと”フレグランス”が続いてる。
ブルゴーニュよりもそれが控えめで嬉しい。
ピノブラン&ピノグリ 90%、アリゴテが10%
ビジュアル、中身からも造り手のこだわりが伝わってくる。
シャルドネより、こちらの方が好きだ。

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by irdecopas | 2007-01-22 20:30 | ワイン・シェリー Vinos

月曜日の会 en Aux L'egumes

「一人一本」
毎回、これが必ず実行されるのが、この会の特徴。
もう数年来のお付き合いである、スペインワイン会で知り合った
素敵な飲み仲間の面々と、我が早上がりの月曜に集って
美味しいワインを飲み干すのだ。

前回は部位ごとの焼き鳥であったが、この度はM子さんお薦めの赤坂
「オゥ レギューム」フランス語で「野菜とともに」という意のお店。
”ワイン持ち込み料コミコミプラン”という嬉しい企画に
フォアグラのテリーヌを入れたコースを事前にお願いした。

ワインのセレクトは、元々このメンバーが知り合うきっかけとなった張本人
インポーターS社のO氏と
ワイン歴30年以上、「究極のブルゴーニュ」など地下室に多数秘蔵のY氏。
「すっかりご無沙汰のピノ・ノワール&他の国のワインが飲みたい・・・」
そんなワガママを言えるのは、この人たちを置いて他に無い。

そして、我々を迎え撃つワインと料理は・・・

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by irdecopas | 2007-01-22 19:30 | ワイン・シェリー Vinos

寝酒

最近、病院に行き、待ちくたびれる機会が何かと多い。
そんなこんなでブログの更新も滞り気味。

本来の「スペイン」ネタに、久々回帰(酒)
最近のお気に入りは、少し甘口のシェリー、『オロロソ・ミディアム』。
ドライなオロロソに、極甘口のペドロ・ヒメネスを少量ブレンドしたタイプだ。

10RF Oloroso Medium (El Puerto de Santa Maria)
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Sr.中瀬氏が付けたであろうキャッチはズバリ
「シェリー界の精神科医!」

香ばしいナッツのアロマはオロロソと同じ。
そして、口に入れると梅酒のような香りがふわっと広がって心地よい。
ほんのりとした甘さで”するする”飲めるのは、酸がしっかりとしているからだ。
何というバランスの良さ! 

癒し系シェリーで、今夜はよく眠れそう。
あなたも、ぜひ、お試しあれ・・・

P.S. 指、だいぶ快復しました! ベネンシア復活します。
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by irdecopas | 2007-01-19 01:47 | ワイン・シェリー Vinos

古酒抜栓

お客様がお持ち込みになったオールドビンテージワイン。
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左、中央はリオハのViña Real Reserva 
1950年代のワインと推定されるが、
残念ながらエチケットが剥がれており正確な年は不明。
右は同じくリオハのBodegas Berberana Reserva 1950
いずれも我が手で抜栓したのだが・・・
これだけ古いのは、初めての経験。
これまで、1960年代〜1970年代のワインを開ける機会があったが
コンディションも良く、意外とあっさり出来た。
しかし、今回は・・・3戦3敗。

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by irdecopas | 2006-09-27 20:30 | ワイン・シェリー Vinos

ピーター&テルモ

ちょうどひと月前のネタ。
5/31(水)コンラッド東京で行われたスペインを代表する若手醸造家
ピーター・シセックとテルモ・ロドリゲスによる
「テロワールの本質を語るセミナー」
100名が抽選?で招待され、9種類の試飲をしながら同時通訳付きで聴講できるという豪華版。壇上のピーターの真正面、最前列の席が空いていた。さっさと座る。

皮切りに、テルモが話し始めると芸能人並みのフラッシュが。
いやいや、それほどでも・・・と心の中でつぶやきつつ
恐る恐る辺りを見回すと、デジカメを構える女性の多いこと。
反逆児で革命家!らしい彼の語り口調は明解で歯切れがよい。
バルデオラスでの新しい白ワインプロジェクト(GABA do Xil)の話など
プロジェクターの画像を見ながら(飲みながら)聞く。
スペインの原産品種にこだわり、果敢にチャレンジを続ける熱い姿勢が、
ワインラバーの女性をとりこにするのか・・・
それともルックス? (両方なんだろうが)

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by irdecopas | 2006-06-30 11:09 | ワイン・シェリー Vinos

連休のワイン

記憶が薄れかけているので、慌ててワインの備忘録。
初日3日は 3月に頂いたsidoredoさんのスペイン土産
Vizcarra Robre 2004 DO Ribera del Duero
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とろり、プルーンの果実味と程よいロースト香、フレッシュなのに落ち着きもある。
中身が濃くて、なかなか、飲み応えのある一本。sidoredoさん有り難う。

4日は大阪の友人Kさんと蕎麦の後、銀座のワインバーへ。
Duval Charpentier Champagne(右)
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超久々に飲んだ、ピノ・ノワールのシャンパーニュ。ヴェルズネ村のレコルタンもの。繊細かつ勢いのある泡、コクがある。香りに気品が・・・漂う。 こういうのとはご無沙汰だったなあ。

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Clos du Rouge Gorge 2001 VdP des Côtes Catalanes(右)
「あまりコッテリしてなくて、香りが良くて膨らみのある白」をリクエストしたら。おー カタランじゃないか。グルナッシュ・ブラン他 かなりお好みテイスト。冷えすぎない方が楽しめるワイン。複雑味もあり。

Touraine Sauvignon 2004? (左)
見覚えのあるエチケットだな〜 と思って食指が動いたら
ロワールの自然派、ティエリー・ピュズラでした。カラダにすーっと入る。
やっぱりロワールの白だ。そして、この人のワイン、好き(告白)。
彼の「ペティアン・メトード・トラディショネル」も辛口好きの人にはお薦め!

この間にローヌのしっかり&フルーティーでちょっと香りの甘い赤を挟み

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by irdecopas | 2006-05-07 21:00 | ワイン・シェリー Vinos

新しいワインとの出会い

この日、午後はスペインガストロノミー協会の定例会で渋谷マドリーへ。
お食事付きで、インポーターさんからお薦めワインの紹介。
ピンチョス片手に、少しずつ試し飲みだ。
そのうちの一つ、Martín Berdugo Crianza 2002 D.O.Ribera del Duero
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まず、このスタイリッシュなエチケット! 
くっきりとした色使いでとても印象的。
そして、外見と同じく、味わいも伝統的なドゥエロとは全く違う。
エレガントな樽使い。果実味もぎっしりと複雑感があるのに、酸が活きているので、口当たりも優しく飲みやすい。でも、ティント・フィノ100%なのだから驚きだ。「すでにアメリカで高い評価を受けていて、とても人気なんです」と、輸入担当のTさん。2003年に創設したばかりの家族経営のボデガで、スペインのFENAVINで見つけてきたそう。
丁寧に造られていて美味=お値段もそれなり・・・ リスト内の顔ぶれを考えても即採用は難しいけれど、革新のスペインワインの奥深さを実感できた一本。

この後の仕事に響かぬよう、1センチだけお替わり。
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by irdecopas | 2006-03-09 14:09 | ワイン・シェリー Vinos

至福ワインの宴 en 渋谷マドリード

久々の2連休、大阪から友人のKさんがレアなスペインワインを携えて上京。
ご相伴にあずかるとあって、先週から体調を整えて臨んだ。
場所は渋谷のレストラン・マドリード
ワイン勉強会ではいつもお世話になっている愉快な飲み友達のTさん
スペインから一時帰国中でお次はコスタリカへ転勤、酒豪で料理上手のJさん
ミシュラン3星から街角のバルまで一人で巡る筋金入りの浪速グルメOL Kさん そして、我が家から飲ん兵衛二人の合計5名が参加。
事前にオーナー宮内さんにお願いして、赤6本を持ち込み。
まず、Pedro Romero のマンサニーリャオーダーしてノドを潤しつつ、タパスを摘んで助走。ワインを全部を抜栓してもらって、宴スタート。
食道楽、スペイン好き、酒好きが集まると話題には事欠かない。
あっという間に5時間が経過し、締めのCodrníuのカバを含め計8本!のボトルが空いた、壮観な光景。
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特に印象に残ったワインはというと・・・
まず Torremayor 2001 Crianza
DO Ribera del Guadiana
スペインはエストレマドゥーラの新進ボデガ、Viña Santa Mariaの女性醸造家が造る、テンプラニーリョ100%。穏やかでまろやかな中に果実味もしっかり活きて、グー。

そして、やはりプリオラートから。
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左がFinca Dofi 1997
右がScala dei Cartoixa Reserva 2001
べろんべろんになりながらも、やはり印象に残ったこの2本。
モダンな造りに変身したスカラ・デイ そしてフィンカ・ドフィは程よく熟成してスパイシー、かつブドウの力強さを感じることができた。アルバロ・パラシオスとKさんに深く感謝。

お食事は、マドリード自慢のグリル料理。
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イベリコ豚、富士鶏、コルデロ、そして三浦の無農薬野菜たち。
お肉はもちろん旨いが、付け合わせの野菜の甘いこと!
「このキャベツと赤、合いますね〜」とJさん。本当にマリダッへがたまらない。

ワインと楽しい仲間との語らいは、人間を幸せにしてくれるのだと改めて感動しつつ帰路についた。帰り道、ちょっと気持ち悪くなったけれど・・・
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by irdecopas | 2006-02-11 21:00 | ワイン・シェリー Vinos