カテゴリ:ワイン・シェリー Vinos( 57 )

Cata de vinos 2  -- vin dolos--

ジョギングと試飲会続きの日々で
すっかり、ブログ更新を怠ってしまった。
今日 (10/6)は久しぶりのまとまった雨なので
走りをお休みにして、先日の続きを・・・

ニューオータニのスペイングルメフェア2008
「面白いのがあったよ」と、
我がシェリーの師匠N氏が案内してくれた一角
DOエンポルダのVinyes dels Aspres
フランス国境にほど近い、Cantallopsという村の
バリバリ、コテコテのカタランワイン。
しかも、"ランシオ" があるという。

早速、「試して良いですか?」と担当者に聞くと
「あれ、あなたのこと知ってますよ!」
と、言われた。
え、このスペイン人と何処かで会ったっけ・・・?

よくよく聞いてみると、彼、カタランのRicardo氏は
2年前の同会場で、やはりエンポルダのワインを紹介しに来ていた際
私と、元同僚のジョルディと話したのだそう。
そういえば、この人に1本お土産ワイン、貰ったんだった!
ビックリ。そんなに印象強かったんだ我ら・・・
さすがは、海外に売り込むワイン商。

そんなこんなで、ひとしきり盛り上がった後、
スティルワインの白、赤と飲って

Más
[PR]
by irdecopas | 2008-09-18 15:00 | ワイン・シェリー Vinos

Cata de vinos 1

先日の続きをやっとこさ。
ホテルニューオータニで毎年開催される
「スペイングルメフェア2008」に、2年ぶりの訪問。

この催しは、生産者が日本に輸出するための
インポーター探しが主な目的なので
飲食店関係者は、直接交渉に至らないが
未知のワインとの遭遇を純粋に楽しめて
なかなか、有り難いものだ。

出勤前の2時間、フードの会場には入らず
ワインに的を絞って、回遊魚のように
泡、白、ロゼ、赤とぐるぐる、ブース巡り。

DOバルデオラスのゴデーリョ100%で造られた泡や
DOカリニェナの古代固有品種、ビタディーリョの赤は
初めての体験で、とても興味深く。
VTカスティーリャ、テンプラニーリョのロサードは
ブドウの実を食べているようで美味しかったし
パーカーポイント94pの DOトロの赤は
如何にも、「どうだ!」という感じで。

でも、輸出向けの
滑らかでエレガントな高級感のあるアルバリーニョより
ブース裏から出て来た、バチっと伝統的な造りのそれの方が
やっぱり好きだ。
その土地の、その葡萄の味わい、そして
造る人の意志を、ハッキリと感じたい・・・・・

Más
[PR]
by irdecopas | 2008-09-18 14:30 | ワイン・シェリー Vinos

Rioja viaja y nueva

北京五輪と同時に始めたジョギングは
ついに、四週間目に突入!
少し長い距離を走られるようになったし
三週間目には、何と小さい米袋一個分の
体重が減っていた。

ガソリン補給の方は、滞りなく(笑)
おかげさまで、ハイオク、いや
バイオ燃料さながら?の
人と環境に優しいものを補充することが
出来ている。感謝、感謝。

その供給元、隠れ家店主の誕生日祝いに
先週、持ち込ませて頂いたもの。

e0018374_1142598.jpg

Viña Albina Gran Reserva 1978
Bodegas Riojanas
D.O.C. Rioja (Cenicero)
Tempranillo, Mazuelo, Graciano
輸入元/千商

久々の、スペインネタであります。
リオハ・アルタで創業1890年の老舗、
ボデガス・リオハナスのグラン・レセルバ30年モノ。
蔵出し直輸入なので、エチケットも新しい。
いわゆる、古典リオハを想像していたのだが・・・

驚くべきは、その美しいルビー色。
オレンジ色が見当たらない。
そして、ラズベリーやスモモの果肉をかじったような、
フレッシュな果実味と、ものすごく豊かな酸!!!
木の皮のような、スーッとした樽香。
一時間後には、堅さもとれて
エレガントで、芳醇な味わいに着地した。

開くのに、時間がかかったので
デキャンタした方が良かったか・・・
そう、澱も無かったのだ!!

グラスも、色々なタイプで試すことが出来て
常連さん、そしてお店のスタッフ一同も
「まるでブルゴーニュ、いやボルドーみたい」
と、盛り上がった。

30才とは思えない、新鮮さは何故に?
ボデガ蔵出しだから???
78年、ブドウの出来は良好だったそうだが。
やはり保存状態が良かったのか・・・・・
古きをたずねて、新しきを知らねば。
[PR]
by irdecopas | 2008-09-01 10:46 | ワイン・シェリー Vinos

St-Émilion

あの、いぶし銀シャンパーニュの特級銘柄
1988年はとても良い年だったのだそう。
本当に、夢を見ているようだった・・・
一週間経っても、あの味を忘れることが出来ない。

e0018374_12595951.jpg

テルトル・ロトブッフ 2003年 

サンテミリオンに55ある特級シャトーのうちの1つ。
これも、もちろんご相伴の続き・・・
だいぶ酔いよいで頂いたのだが。
濃縮プラム!
グラマーでエレガント。ジューシーでセクシー。
自信たっぷり、妖艶なメルロー娘(意味不明)

ヒュー・ジョンソン氏によると
「熱烈な支持を得ているサン=テミリヨンの花形
・・・(略)名前からヒントを得て「ローストビーフ」と
組み合わせるのは正解。」(笑)
★は四つ。

ボルドー右岸を飲むと思い出す。
スペインはプリオラートのフィンカ ラ・プラネタ
メルローではなく、カベルネソービニヨンとガルナッチャのブレンドだが
この力強い、黒髪のスペイン美人は
有名シャトーに負けるとも劣らないと、勝手に信じている。

しかも、ロトブッフさんの価格の1/3で購入可能。
ヒュー先生のポケットブック(第5版)には
もちろん、載っていない。
↑↑
ちなみに、ダンジョウにはまだ在庫あります!!
[PR]
by irdecopas | 2008-08-04 00:00 | ワイン・シェリー Vinos

ないものねだり

スペインで飲んだ、ワインの旨さの虜になり
それ以降、片っ端から飲み漁った日々。
アリ地獄に嵌るが如く、仕事にもしてしまい
今に至る・・・

最近はどうしても店に居る時間が長く
客として、ゆっくりと味わって飲む機会が減った。
だから、飲みたくなるのだ。
それも、西班牙以外のものを。

そんな時に訪れる近所の隠れ家で、
今月は素晴らしい出会いがあった。

e0018374_12152219.jpg

ブルゴーニュで中田さんという日本人が造る
ル・ドュモンのシャンベルタン。

16年経っているとは思えない、豊かでフレッシュな酸。
とれたての "赤かぶ" を食べているような。
相当に酔い酔いで頂いたのだが、その香りたるや
脳裏に刻まれたまま、離れない。

後日、ブルゴーニュ白2種をご相伴に預かる。

e0018374_12183729.jpg

同じく中田さんの、ムルソー2000年。

"薄化粧の、和服の似合う色白美人"
例えば、香水じゃなくて、おしろいの匂い漂うような。
最後には、水飴を練りに練った後のクリーミーで、懐かしい味。
以前観た「眉山」って映画の
清廉な浴衣姿の松嶋菜々子を思い浮かべた。
(オヤジくさっ)

e0018374_12234529.jpg

シャサーニュ・モンラッシェ2001年 ピエール・アンドレ

文句の付け様がない "西洋的正統派美人"!!
芳しく上品な香水を身に纏った貴婦人。
とろけそうな上質のハチミツ&バター。
ボディラインが美しいドレス姿の
エマニュエル・べアールか・・・(汗)

同じブルゴーニュのシャルドネでも、かくも違うのが面白い。
両者とも、グラスの中で最後の一滴まで
素晴らしい個性を発揮してくれた。

そして、その余韻を引きずりながら
再度訪れた先週の土曜。

常連Sさんの誕生日に、オーナーからの振る舞い酒が
何と。

e0018374_12571048.jpg

テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ 1988

「熟成したシャンパンの美味しさなんて、よう分からん」
なーんて、ちょっと前までほざいていた自分。
まさか、このボトルの前でひれ伏すことになるとは・・・・・
羞恥心とはまさに、このこと。

泡は細くて弱いけれど、ちゃんと立っていた。
「焼きリンゴだね〜」と周囲の面々から溜め息。
ちょ、ちょ、ちょっと待って。
ブラン・ド・ブラン(シャルドネのみ)なのに
何でビターチョコレート?!
樽もかかっているのだろうが
すわ!? これも、もしかしてメイラード反応由来??

偉大なワインには、凡人のちっぽけな既成概念を
一瞬にしてガラガラと打ち砕いて余る力があるのだと
グラスを前に、背筋を正した。

唯一無二。
[PR]
by irdecopas | 2008-07-27 00:30 | ワイン・シェリー Vinos

Barbadillo のはずが・・・

ナダル優勝の話題を先日ブログに挙げたところ、
仲のよいワインアドバイザー女史に
「オタクっぽーい」と言われてしまった・・・・・

まあまあ、ショック!!
もちろん、彼女はテニスには全く興味がないので
いたしかたないが。
22才の猛牛みたいな若造に入れあげてるのが
気持ち悪いって思われたのかな(笑)
皆さんも、そう思ってます? か??

何ていうのか、
四十路間近の今だからかなのか。
彼の活力溢れる、超人的なフットワーク。
めきめきと、テクニック向上中の並外れたプレー
フィジカル、メンタル、ポテンシャル
そのすべてを醸し出す存在そのものに
もの凄い魅力と感動を覚えてしまったのだ・・・

もちろん、プレーを離れるとシャイで謙虚な性格
その、ギャップも良いのだが(笑)

元プレイヤーの端くれだった自分の
忘れていたものを呼び起こされるような感覚も
もちろん、あるのだが
ボルグやマッケンロー、など数々の
当時の名選手達をしのぐ、そのインパクトは
やはり、スペイン人の持つ"魂"みたいなものに
惹かれてしまう、自分がいるからなのかもしれない。

Spanish national motto is Plus Ultra
Kate Battersby氏の記事より

もちろん、「ヨン様〜!!」と韓流スターに夢中の
女性諸氏の気持ちが、ちょっと理解できるようになったのは
言うまでもありまへん。

充分、オタクですか?
まだまだ、だと思うのですが・・・

・・・そんなこんなで、本当は書きたかった
大好きなバルバディージョのシェリーネタ
時間切れとなりましたので、次回へ。

失礼致しました。
[PR]
by irdecopas | 2008-07-10 10:58 | ワイン・シェリー Vinos

Wisdom & Warter 

ウルルン滞在記でシェリー体験が放映されて、一週間。

内容はどうであれ・・・

我が勤務のメソン(2F)でも、
「観ました」というお客様が6、7組あり。
ほとんどが初めてシェリーを口にするという方々。
フィノやマンサニージャをご注文の際には
ベネンシアでの供出サービスも行ったが
気に入ってもらえただろうか。
(おいしいです、とおっしゃっていたが・・・)
これを機に、気軽にシェリーを楽しんで頂く
きっかけになればと、思うのだが。

最近、家でハマっているのが
ワイズドム(ウィズダム) ミディアム・ドライ・アモンティリャード
e0018374_16252630.jpg

Wisdom Medium Dry Amontillado
17.5% vol.

あるシェリー好きのサイトで紹介されていたのがきっかけで
さっそく入手、飲んでみた。
以前のブログに書いたコントラバンディスタ
同じタイプだが、こちらはもっとサラリ系の甘口。
後味に酸とキレがあり、ベタっとしなくて好み。
ヘトヘトに疲れた身体に、すぅぅぅーっと入って癒される。
マンチェゴチーズの熟成期間長めのものと
とてもよく合った!
このミディアムの後引く美味しさに
残りはもう僅か。

エチケットのフクロウは「知識」= wisdom の象徴、
3本の河が「水」を表しているそう。
1854年にドメック社で働いていたウォルター氏と
ウィズダム氏が興した、英国では良く知られた会社。
当時は珍しかったフィノが、イギリスでは高く評価された、とのこと。
現在は、ゴンサレス・ビアス社の傘下。
(明比氏「シェリー、ポート、マデイラの本」、中瀬氏「シェリー酒」より引用)
e0018374_1711571.jpg


スッキリ、というよりはふくよかでナッティな味わいで
芳醇辛口、という感じ。
カツオやマグロの刺身と、とても相性が良かった。
過去形なのは、すでに飲み切ってしまったから。

実はこのW&Wのシェリー、日本では終売。
親会社の事情だそうだが。
お手頃価格でおいしくて気に入っていたのに。
残念無念!!!
イギリスやオランダでは、流通しているそうですが。

もし、どこかの酒屋さんで見かけたら
ぜひ一度試してみて下さいね。
もう、日本では飲めませんから・・・
(こっそり、私に知らせて下さってもOKです)

e0018374_17565643.jpg


日本のシェリー消費量が世界各国のマーケットで少ない方とはいえ
近年の、マンサニージャ人気はかなりのもの。
フィノ(特にヘレス産)の売れ行きが少ないと
将来、ヘレスのボデガは危ないという・・・
アモンティリャードやオロロソも、飲めなくなってしまう。
フィノを飲まなくては。

Tenemos que beber mucho fino de Jerez !
[PR]
by irdecopas | 2008-06-22 16:12 | ワイン・シェリー Vinos

Valdespino Amontillado Contrabandista

最近は、夜マカナイを食べないので
帰宅すると腹が減る(笑)
ちょこっとつまみながら
もっぱらの楽しみは、深夜のシェリー。
家族が寝静まった後、一人こっそり飲るのだ。

バルデスピノ アモンティリャード コントラバンディスタ
e0018374_10511944.jpg

18.0% vol.

どうです、この印象的なエチケット。
contrabandear は『密輸・密売する』という意
「密売人」という名のシェリーだ。
ソレラ(熟成最古樽)開始年が1892年との表記。
e0018374_1264852.jpg


これは、気になる!と衝動買いしてしまったが・・・

飲んでみて2度ビックリ。
レーズンやトースト香、奈良漬けアロマが感じられ・・・
そして、あま〜い!!! まさに「甘い紹興酒!」
神戸の中華街で飲んだあの銘柄に、
ザラメを溶かして飲んでいるみたい。

通常、"アモンティリャード"というと 
シェリーのタイプの1つで、辛口を指すのだが
そればかりじゃないのがシェリーの奥深いところ。

購入したサイトにはバルデスピノ家の歴史について
わかりやすく書かれているが
味わいについては、何も表記がないので
調べて見ると・・・

Más
[PR]
by irdecopas | 2008-05-24 00:00 | ワイン・シェリー Vinos

Vinos de Japón

2004年に「日本ワインを愛する会」
発足記念イベントのお手伝いをしたことがある。
会場には、日本原産のワインが200種類
全国から生産者と業界関係者が一同に集って
「これから日本のワインを盛り上げて行くぞ!」
という気合いに満ち満ちていたことを覚えている。

あれから4年。

SORYU Premium 甲州 2006
e0018374_10473088.jpg

甲州種
蒼龍葡萄酒(株)
ジャパンワインコンペティション2007 銀賞受賞

渋谷のFoodshow ワイン売り場で
ソムリエさんのお勧めを購入。(2100円位)
勝沼は鳥居平地区の甲州ブドウを使い
凍結させて糖度を高め、果汁を濃縮させて醸造したそう。

甲州らしい、控えめな柑橘系の香り。
オレンジとかレモンじゃなくて、ゆず皮か・・・
飲んでみるとチャーミングな甘み
フルーティで酸も豊富、キリッと辛口。
香りと、口に入れた後のギャップが面白い!
この日に頂いたホワイトアスパラのムースと
野菜のサラダにとてもよく合った。

しかし、これはやっぱり寿司が一番合うのでは?
小肌の握りと一緒に食べたい。

Zenkoji 2006
e0018374_10475766.jpg

善光寺種
中央葡萄酒

これも2100円程。インターネットで購入。
珍しい名前のブドウだ。長野の善光寺に由来、
ブドウの起源はロンガン(竜眼)という
中国の古いヴィティス・ヴィニフェラだそう。
グレイスワインのプロジェクトで
初めてEUにリリースされる日本ワインの1つ。

香りは意外と華やかで、ほんのりジャコウを思わせる。
スペインに例えるなら、ベルデホっぽい。
裏ラベルには「トロピカルフルーツの香り」と
書いてあるけれど、そう言われればそうかな・・・
味わいはサッパリ、清らか。キリッとして
後味は、海水のような塩味!!!

e0018374_11441131.jpg

アサリのガーリック味とよく合った。
でも、海老出汁のトムヤムクンとか、
ココナッツミルク入りのタイ風カレーなどが、もっと合いそう。

造り手の惜しまぬ努力、たゆまぬ心意気を感じつつ。

日本ワイン、もっと飲まなくては。
[PR]
by irdecopas | 2008-03-27 23:30 | ワイン・シェリー Vinos

Palacios Remondo La Montesa

先週は体調を崩してしまい
年に一度の国内食品最大イベント
FOODEXに行けなかった無念(T T)
を晴らすべく、休日の家ワインは

La Montesa 2004
e0018374_13213211.jpg


Bodegas Palacios Remondo
D.O.C. Rioja
garnacha40%、tempranillo35%、mazuelo15%、graciano10%
G.Peñín 2007 90p

スペインを代表する若手醸造家、アルバロ・パラシオス。
彼のプリオラートのワインが素晴らしいのは言うまでもないが
亡き父のボデガ(Herencia Remondo)を継承して
リオハ・バハ、アルファロの地で
その経験と、テロワールを十二分に発揮した
”新リオハ”とあっては
飲まないわけにはいかない。

木いちご、野苺を思わせる果実香
樽からくる程よいトースティなアロマ
ミントのようなスッキリとしたニュアンス。
豊かな酸味とフレッシュなタンニンも心地よい。
余韻も長く、『品格の高い』味わい、とでも
言ったら良いのだろうか・・・

ひとくちで、「モダンリオハ」 と片付けられない。
新しいけれど、何だか古い、懐かしい感じを受けるのは
私だけだろうか・・・
洗練と、伝統を併せ持つこの高貴な雰囲気は
どこから??

樽熟成は12ヶ月で、フレンチオーク75%と
アメリカンオーク25%・・・

いつか、彼に会う機会があったら
問うてみたい。
[PR]
by irdecopas | 2008-03-20 20:00 | ワイン・シェリー Vinos