カテゴリ:ワイン・シェリー Vinos( 57 )

クリスタル

ついに、開けてしまった・・・

四ヶ月前の誕生日に頂いた、ゴールデン・シャンパーニュ。

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ルイ・ロドレール クリスタル 2002
「ロシア皇帝アレクサンドル2世」が、こよなく愛したシャンパン。

世界中のセレブリティ、デビッド・ベッカムや
マライヤ・キャリーも大好きな
ルイロデの、キュヴェ・プレステージュ。

山本昭彦さん著作
「死ぬまでに飲みたい30本のシャンパン」の中で
「飲まずに死ぬと後悔する10本のシャンパン」の一つにも
挙げられている。

ルイ・ロドレール社の自社畑比率は75%と高い。
そして、格付100%のグラン・クリュ
良作年のブドウのみ使って作られる、最上級モノ。
しかも、現行の2002年は
栽培方法を、ビオデナミに切り替えた最初のビンテージなのだそう。

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高級フレグランスを身に纏い、グラマラスでゴージャスでも
ナチュラルメイクに見える、アンジェリーナ・ジョリー(笑)

「美味しくない」という人に会ってみたいと思う。

振り返ってみると、子どもの頃から
外国製の甘い高級チョコレートより、
凮月堂のゴーフルや、柿の種が好き。
テレビで見る有名人や芸能人には、何故か憧れを抱けず。
ブランドものの、お洒落な洋服にも興味はなくて。
テニスクラブのお姉様方から頂ける
お下がりの、フィラやエレッセのテニスウェアの方が
嬉しかった。

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by irdecopas | 2009-08-03 13:38 | ワイン・シェリー Vinos

プースドールさん。

昨年のちょうど今頃。
スペイン料理店での仕事後
「やっぱり他の国のワインも飲まなくては」
と、無性に思うようになり
それから、夜な夜な通った近所のワインバーで
偶然にも、ブルゴーニュワインの素晴らしさに目覚めた。

それから一年。
職場も変わり、我が人生にも変化あり・・・

今年2月、衝撃のエシェゾー さん '05。
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クロ・ド・ランブレーさん '98と、ナタリー・ビゴさんのヴォーヌ ロマネ。
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5月、ボランジェさんのRD '95。
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そして、7月・・・

プース・ドールさんとの出会い。
コルトン クロ・デュ・ロワ '04
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仕事の疲れも吹き飛ぶ
鮮烈で高貴、選ばれたブドウたちの香り。
一瞬にして、身体を上質のビロードで包まれたような感触。
一口飲んでは、溜め息。
もう一口飲んでは、また溜め息。

もう、後戻り出来ないワインのいばら道。
激しく険しい道のりには、時々オアシスが待っている。

人生には、そのときに最上のワインがあれば良い。

プースドールさん、以後、お見知り置き下さい。
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by irdecopas | 2009-07-30 13:13 | ワイン・シェリー Vinos

カリフォルニアの稀カベルネ

ハッキリ言って、『ワイン狂い』。
ワイン好きのレベルを超えている。
嗜好品であるそれを
生業にできるということは、そういうこと。

一体、何が出て来るのか・・・
時々、密かに驚いている。

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Silver Oak 1998
Alexander Vallay

「銀の樫」という名の赤。
親しいお客様の結婚記念日に、店主がお祝いで開けたワイン。
カベルネソーヴィニヨン100%、少しご相伴に預かったら・・・

10年超の熟成を経て、とても素晴らしく飲み頃。
まろやかに、ビロードのようにこなれたタンニン。
チョコやシナモン、煙草など、複雑かつエレガントなアロマ
オークが綺麗に溶け込んでいる。
でも、ボルドーの有名シャトーのワインより親しみやすく
素直に「ああ、美味しい」と言える。

アレキサンダーヴァレーとは
アメリカ西海岸、カリフォルニアの銘醸地、ソノマのAVA。
ワイン産地の気候区分では、
フランスのボルドーや、イタリアのピエモンテと同じ地帯に属するという。
「ミスター・カベルネ」と称されるオーナーは元ビジネスマンで
人生をカベルネソーヴィニヨンに捧げるべく
1972年以降、ワイナリーをナパに興したそう。

実はこの日、ちょっとした二日酔い(笑)で
ほとんどアルコールを受け付けなかったのだが
これは、すーっと入っていくのだから不思議。

そして、なんだか懐かしいなあと感じたのは
「シルバーオーク」の代名詞
厳選のアメリカンオークを使用しているから、だ・・・

「カリフォルニアのカベルネも、10年経つと良いね。」
と、店主。
きっとこのワインも若い時には、かなり堅かったのだろう。

我が記憶に、また一つ貴重な味わいが刻まれた。
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by irdecopas | 2009-07-06 12:32 | ワイン・シェリー Vinos

La rioja vieja

やっぱり、大好き。

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Monte Real Reserva 1978
Bodegas Riojanas

昨年12月末、自分へのご褒美に開けたリオハ古酒。
イキイキとした赤い果実のアロマと
しっかりと感じる酸味、そして心地の良い熟成感。
これが、30年以上も経ったワインなの?!と
ブルゴーニュ好きの人達が皆、舌を巻いた。

そして、6ヶ月後の今週月曜日
偶然、全く同じワインを飲む機会に恵まれた。

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相も変わらず、
人生の酸いも甘いも知り尽くした、若々しい熟女(笑)

「ブルゴーニュの古酒でも、なかなかこの年代になると
ここまでのコンディションで飲めるものは少ないんだよね」
と、店主。

久しぶりに会っても、すっと自然に話が弾んで
傷ついていたら、何気なく慰めてくれて
落ち込んでいたら、さりげなく励ましてくれて
無条件に「ずっと大好きだよ」と
包み込んでくれる、旧友を思い出した。

Me encantan los vinos de La Rioja vieja!
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by irdecopas | 2009-07-02 16:00 | ワイン・シェリー Vinos

フランスの、garnacha

東京に戻って来た日の夕方。
羽田に着いたその足で、気分転換に髪型を変えようと美容院へ。
もう何年通っているだろう、行きつけは新宿。
珍しく、予約制ではないので気に入っている。
「切りたい、変えたい」と思い立った時、すぐ行けるからだ。

良い具合にしてもらって、帰路の途中。
超多忙につき、手伝ってくれるかと店主からの電話。
家に荷物を置き、一息入れてからお店へ出勤し、
一汗かいた。

ご褒美に、格安で飲ませてもらったワイン。
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Domaine L'Aiguilere
ドメーヌ・ラギュリエール 2004
モンペイルー/ラングドック
グルナッシュ100%

「南仏最高のグルナッシュ。スペインのと比較してみて」
と、店主。

開けたとたんに、ムンムンと立ちのぼる獣の香り。
ものすごい。
でも、ひとくち含むと、とてもエレガントな果実味。
青草や、木の枝のような植物の香りもする。
オークも綺麗に溶け込んで、酸味も全てバランスが良い。
スパイシーで芳醇、グルナッシュ特有のチャーミングさも備えている。
ゆっくりと、時間をかけて飲んでいると
一時間後には、ユリの花の香りがした。
(ああ、帰って来て良かった・笑)

スペインのガルナッチャは、ガツンと果実味が全面に出てくる。
カリニェナあたりのは古木が多く、もっともっと濃厚だし
プリオラート周辺はミネラリーでガッチリ堅い。
(他品種とのブレンドが多いが)
若飲みタイプのカジュアルなガルナッチャはジュースのよう。
そして、全般的に言えることは
フランスよりも確実に「甘い」のだ。

こういうガルナッチャをスペインで探したら
1本、4000〜5000円は下らないのでは・・・
いや、もっとするかもしれない。

南フランスの頑固なオヤジさんが造っている
希少なグルナッシュは、大人味。
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by irdecopas | 2009-02-22 22:00 | ワイン・シェリー Vinos

Corullón 1999

「私の内臓は、ワイン漬け」
そんなことばがしっくり来る、今日この頃。

先週金曜日、学生時代の親友が、しがらきに来てくれた。
銀座の仕事後に駆けつけて、再会を祝し乾杯!
2人で2〜3本、飲みに飲んだ。
全部ピノ・ノワールだった。

翌日土曜日。
下を向くとまだ少し気持ち悪かったけれど
頑張って、働いて、夜の0時。
2月1日は、店主のお誕生日だ。

常連のお客様が8人集まって
マグナムシャンパンに始まり、
祝福のボトルが、ボンボンと開いて行く。
料理も次々と、美味しいお皿が出てくる。
仕事をしながら、ちょこちょこと頂く。

吉田さんの作った、牛肉のステーキが
あまりにもウマかったので、
思わず、ワイン部屋へ駆け上がった。
いつもご相伴に預かっている感謝の意で
皆さんに差し上げたスペインは。

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コルージョンは、かのエルミタを生み出した
アルバロ・パラシオスが、甥のリカルドと
ビエルソに開いた、ボデガのワイン。
コルージョン村のメンシアという、
自社畑の土着ブドウを100%使用している。
1999年の、初リリースもの。
10才のワインを、開けた。

口当たりは、とても滑らかでエレガント。
その前に開けたヴォーヌ・ロマネ、レ・ボーモンに比べると
やはり、酸は穏やかだ。
そして、後からググっと押し寄せる
プルーンのような黒い果実味と
スパイシーさが混ざり合う。
結構複雑で、奥行きを感じる。
色もインクのように濃くて
カベルネ・フランのようなニュアンス。
桜新町のお酒屋さん店主のKさんは
「ローヌっぽさもあるね。うーん、ジプシー娘大好き!」
と大絶賛。

市販価格は、フレデリック・マニャンよりも
パラシオスの方が数千円、高い。
しっかりと、高級ワインのポテンシャルはあったが
正直、今はレ・ボーモンが好き。
勿論、どちらも美味しいのだが。

この後には、シャンボール・ミュジニーの
プルミエクリュ、ラ・コンブ・ド・ロヴォー01も開いて

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卒倒しそうだった。

スペインを飲んで、客観的になった自分に
後で、ちょっと驚いた。
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by irdecopas | 2009-02-01 00:00 | ワイン・シェリー Vinos

プレゼント 

感動が覚めやらぬうちに・・・

フランス、ローヌ地方の最高峰、ギガルが造る
Chateau d'Ampuis 2001
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しがらきで、クリスマスイブに飲ませてもらった
シャトー・ダンピュイ!
初めての経験。

コート・ロティは「炒られた大地」。
エチケットにも描かれている畑は
南東向きで急斜面(勾配は何と60度!)
一日中熱い太陽にさらされるので、
凝縮感のあるブドウが穫れるのだそう。
ドライプルーンや干しアンズのような、熟した果実と
スパイスを思わせる、とっても芳しいアロマ。
これまで飲んだシラー主体のワインの常識を
覆されるような、エレガンス。
これが、少量ヴィオニエをブレンドするロティならではの
真骨頂、なのだろうか。

非常にバランスの良い酸と、滑らかになったタンニンが
舌に程よく、まとわりつく。
実在はしないけれど
少し粘り気のある、美味しい水のように
喉をするっと通って行く。
「これなら、自分の領域を感じるでしょ」と店主(笑)。
確かに、スペインを彷彿とさせる
『丸み』と『暖かな』味わいが、秘められている。
至極、幸せな気持ちになった。

お次ぎは、自分へのプレゼント。

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by irdecopas | 2008-12-26 23:30 | ワイン・シェリー Vinos

生ハムとワイン Jamón y vino

もうひと月前になるが
お世話になったインポーターのM&Iさん、
某スペイン料理店Rさんとの4人で
一緒にワインを飲む機会に恵まれた。

その時に、食した生ハム。
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左がイタリア、パルマ産。真ん中がフランス、ビゴール産
そして、右の一番濃い色がスペイン、イベリコ種。
ワイン生産三大国の、生ハム食べ比べだ。

それぞれの熟成期間等は未確認だけれど
およそ18ヶ月前後〜であろう。
パルマのは、少し若め。生っぽくサラっとしている。
イベリコはナッティで脂味濃いめ、ああ懐かしい味(笑)
そして、一番人気だったのが、ビゴール豚。
皆、口々に「これが一番美味しい!」
香りがとても良くて、脂の味も上品で、
赤身のコクも、強いがしつこくない。

この時飲んでいたのは
アルザスの、非常に香りの良いリースリング(銘柄名失念!輸入元/odex)と
シャンボール・ミュジニー ' 03 1er レ センティエ (エルベ・シゴー)

リースリングは辛口であるが、
蜂蜜を思わせるような、甘くアロマティックな香りと
特有のオイリーなニュアンスが、生ハムにあう。
そして、ピノ・ノワールには、上質の赤身肉や血液、
胡椒のようなニュアンスがあって
こうした加工肉との相性がとてもよい。

正直、このパルマだと、ちょっとワインに物足りない。
イベリコは、脂が濃くて、味が強すぎ。
ビゴール豚の、濃厚だけれども繊細な風味が
最も良く合ったと思う。
(ビゴール豚とは、ピレネーの麓に育つ
元来イベリコ豚と起源を同じくする黒豚なのだそうだ)

単純に「フランスのワインには、フランスもの」
というのも一理ある。
でも、例えばカタルーニャのフエッ(胡椒入りの腸詰)
なんかは、絶対に、ピノノワールとの相性が良いと思う。
(カタルーニャはスペインじゃないって?!・笑)

勿論、もっと美味しいパルマ生ハムもあるだろうし
ハモン・セラーノでも、熟成感があり質の高いものは
良い相性を示すかもしれない。
逆に、伝統的でエレガントなリオハの赤に合うのも
ビゴールのような味わいのハムだと思った。

イベリコの生ハムは本当に美味しいし大好きだ。
でも、合わせるワインによって、また印象が変わるのだから面白い。

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by irdecopas | 2008-12-01 10:00 | ワイン・シェリー Vinos

トスカーナ Vino toscano

ワインを真剣に飲み始めた6〜7年前
赤ワインは、やはりスペインが大好きで
フランスでも高いボルドーやブルゴーニュより
南仏の方が口にあった。(と、思っていた)

勉強会や、ワイン会の席の会話で
「スペインが好きです!」というと
「変わってるね〜」と、よく言われたものだ。
そのことばの裏には
(ワイン、知らないんだ)という揶揄が
多少なりとも含まれていたと思う。

そして、知らないからこそ、余計に意固地になり(笑)
スペインにこだわる自分もいた。
(じゃあ、アンタ、スペイン、リスカルとウニコ以外に知ってんの?)
と、心の中でつぶやきつつ、きっとそこには
数々の有名なワインがあったのに、あまり美味しいと思えず
ぐるぐるグラスを回していたものだった。

今思えば、その頃はまだ
ワインの「酸」に慣れていなかったように思う。
それに、スペインでさえ、まだまだ駆け出しだった。

もちろん、イタリアも、赤は北より南。
高級なネッビオーロや酸っぱいサンジョベーゼではなく
アリアーニコとかネロ・ダーヴォラなんかが好きだった。
濃いソースやバターを使う料理じゃなくて
オリーブオイル、トマト、バジルやニンニクに合う、
太陽の匂いがするワインを求めていたのだろう。

そして、飲食業で5年を経て、今年
人生を揺さぶられる、というのだろうか。
きっと一生忘れないだろう、ワインとの出会いが
いくつか、あった。

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by irdecopas | 2008-11-28 12:00 | ワイン・シェリー Vinos

Kinoshita & Ercavio

本日、ジョギング44回目にして
初めて9km超を完走!
最後の1kmに入った時、また気持ち良くなったが
先日、友人にランナーズハイのことを話したら
「それは、マラソン選手が何十キロも走って、
肉体の限界を超えた時になるものだ。」
と一蹴されたのを思い出し・・・・・ガックリ。

ま、"ジョガーズハイ"ってのもあるかもしれないし。

というわけで、押せ押せのブログ更新。
今回は、2週間前のワインメイカーズランチ。
インポーターodexさんの招待で
2ヶ月先まで予約が一杯だというビストロ名店の
「レストラン キノシタ」のお料理と、
ラマンチャのボデガ、Mas Que Vinosのワイン、ercavioを楽しむ会。
とっても、素晴らしいひとときを過ごさせてもらった。

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(右/エスプモソ NV しっかりと泡立ち、味わいのあるカバ)
(中/ブランコ'07  これがラマンチャのアイレンか?と疑う程!
 樹齢60年!!マロラクティック発酵しない。シュールリー)
(左/ロブレ'06 センシベルは濃い!口の中で爆発するような果実味)

食べることとお喋りに夢中で、ピンボケ写真ばかりだが・・・

前菜に、つぶ貝とガスパチョ添えを頂いた後(美味)

瞬間燻製した秋刀魚のソテー じゃがいもピューレとパイ添え
マデイラソース(多分)松茸添え
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これが、個人的には大ヒット!!
マデイラソースとパイの生地とサンマが口の中で一体になったところへ
ラマンチャの濃い赤を流し込むと・・・・・
オタフクお好みソースのかかった鰹節のような甘さと旨味、そして食感!
最高のマリダッヘ。

江戸前穴子とごぼう入りリゾット
バルサミコソース(多分)
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アナゴの匂いとごぼうの土臭さが、 この赤と合う!

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(テンプラニーリョ カベルネソーヴィニオン '06)

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熱心に説明して下さった、Mas Que Vinos のアレハンドラさんと
odex の イサベルさん。樹齢70年のセンシベルで造るPlazuelaは
樹一本のブドウが、ワイン一本分だそう!!!
早く飲みたい・・・

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by irdecopas | 2008-09-24 13:00 | ワイン・シェリー Vinos