生ハムとワイン Jamón y vino

もうひと月前になるが
お世話になったインポーターのM&Iさん、
某スペイン料理店Rさんとの4人で
一緒にワインを飲む機会に恵まれた。

その時に、食した生ハム。
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左がイタリア、パルマ産。真ん中がフランス、ビゴール産
そして、右の一番濃い色がスペイン、イベリコ種。
ワイン生産三大国の、生ハム食べ比べだ。

それぞれの熟成期間等は未確認だけれど
およそ18ヶ月前後〜であろう。
パルマのは、少し若め。生っぽくサラっとしている。
イベリコはナッティで脂味濃いめ、ああ懐かしい味(笑)
そして、一番人気だったのが、ビゴール豚。
皆、口々に「これが一番美味しい!」
香りがとても良くて、脂の味も上品で、
赤身のコクも、強いがしつこくない。

この時飲んでいたのは
アルザスの、非常に香りの良いリースリング(銘柄名失念!輸入元/odex)と
シャンボール・ミュジニー ' 03 1er レ センティエ (エルベ・シゴー)

リースリングは辛口であるが、
蜂蜜を思わせるような、甘くアロマティックな香りと
特有のオイリーなニュアンスが、生ハムにあう。
そして、ピノ・ノワールには、上質の赤身肉や血液、
胡椒のようなニュアンスがあって
こうした加工肉との相性がとてもよい。

正直、このパルマだと、ちょっとワインに物足りない。
イベリコは、脂が濃くて、味が強すぎ。
ビゴール豚の、濃厚だけれども繊細な風味が
最も良く合ったと思う。
(ビゴール豚とは、ピレネーの麓に育つ
元来イベリコ豚と起源を同じくする黒豚なのだそうだ)

単純に「フランスのワインには、フランスもの」
というのも一理ある。
でも、例えばカタルーニャのフエッ(胡椒入りの腸詰)
なんかは、絶対に、ピノノワールとの相性が良いと思う。
(カタルーニャはスペインじゃないって?!・笑)

勿論、もっと美味しいパルマ生ハムもあるだろうし
ハモン・セラーノでも、熟成感があり質の高いものは
良い相性を示すかもしれない。
逆に、伝統的でエレガントなリオハの赤に合うのも
ビゴールのような味わいのハムだと思った。

イベリコの生ハムは本当に美味しいし大好きだ。
でも、合わせるワインによって、また印象が変わるのだから面白い。




<我が結論>
ハモン・イベリコ(ベジョータ)には
シェリーが一番!!!!!


特に、マンサニージャとフィノ。
芳醇で濃厚、塩味と脂味の強い個性豊かなハム、
とくにベジョータのオイリーでナッティな香りに
対抗できるのは、ソレラ・イ・クリアデラで熟成した
vino de jerez しか、有り得ない!
赤じゃなくて、シェリー。

一番のお気に入りの組み合わせは
マンサニージャの最高峰 サン・レオンと
5Jのハモン・イベリコ・ベジョータ。

「急にベネンシアドールぶってんじゃねーよ」と
声が聞こえてきそうですが・・・・
本当にそう思うので、スペインバルに行ったら
ハモン・イベリコとシェリーはセットで注文して下さい。

お願いします!
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by irdecopas | 2008-12-01 10:00 | ワイン・シェリー Vinos
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