Valdespino Amontillado Contrabandista

最近は、夜マカナイを食べないので
帰宅すると腹が減る(笑)
ちょこっとつまみながら
もっぱらの楽しみは、深夜のシェリー。
家族が寝静まった後、一人こっそり飲るのだ。

バルデスピノ アモンティリャード コントラバンディスタ
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18.0% vol.

どうです、この印象的なエチケット。
contrabandear は『密輸・密売する』という意
「密売人」という名のシェリーだ。
ソレラ(熟成最古樽)開始年が1892年との表記。
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これは、気になる!と衝動買いしてしまったが・・・

飲んでみて2度ビックリ。
レーズンやトースト香、奈良漬けアロマが感じられ・・・
そして、あま〜い!!! まさに「甘い紹興酒!」
神戸の中華街で飲んだあの銘柄に、
ザラメを溶かして飲んでいるみたい。

通常、"アモンティリャード"というと 
シェリーのタイプの1つで、辛口を指すのだが
そればかりじゃないのがシェリーの奥深いところ。

購入したサイトにはバルデスピノ家の歴史について
わかりやすく書かれているが
味わいについては、何も表記がないので
調べて見ると・・・




『このヘレス・アモンティリャードはオーク樽の中で発酵。
モスト・果汁はヘレスの有名なマチャルヌード一帯にある
自社畑からとれたもので、フロールの膜の下で8年以上熟成。
そしてさらに、少なくとも8年以上の酸化熟成を経ている。
それから、辛さをおさえて軽く甘口にするために
少量の我々ヘレスのペドロ・ヒメネスを加えている。
色は琥珀色・・・・・』
(Bodegas Valdespino のHPより引用)

やはり、これは"ミディアム・ドライ・アモンティリャード"。
つまり極甘口のペドロ・ヒメネスを添加した
軽甘口シェリーなのだ!
中瀬氏著の『シェリー酒』によると
ミディアム・ドライ・アモンティリャードは
『オランダやドイツの消費の約半分を占めるシェリー界の人気商品』
で、
『18世紀半ば、アモンティリャード登場当時はまだ辛口嗜好は
なかったため、ペドロ・ヒメネスをブレンドされるのが普通で
1876年の時点でも・・・行われていた』
とある。

なるほど。
そう考えると、『1892』ラベルの意味が分かって来る。
単に古いソレラを所有している、というだけでなく
「当時の味わいを守り通しております」
という意思表示にもなるのではと・・・推察。

でも、ネットショッピングなんだから
「少量のペドロ・ヒメネスが添加されており
 少し甘口のアモンティリャードです」って
書いておいてくれたら親切なんじゃないかと
思うのが、正直なところ。

「お前、ベネンシアドールのくせに、
"コントラバンディスタ"がミディアム・ドライって、知らんかったんかい!」
と言われそうですが。

すみません、まだまだ勉強中で
手当たり次第飲んでおる一消費者でもあります・・・

開けて期待を裏切られる楽しさもあるのだけど。
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by irdecopas | 2008-05-24 00:00 | ワイン・シェリー Vinos
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