Dehesa del Carrizal

我が旅のメインイベント、
ボデガ見学に行くことが出来て本当に良かった!
お天気も快晴、インポータ−さんのアレンジで
Dehesa del Carrizal(デエサ・デル・カリサル)というワイナリーへ。
広報担当ベアトリスさんの自家用車でお迎え付き
Toledoの南、Ciudad Real県の
Retuerta del Bullaqueという小さな村へ向かう。

トレドの壮観な景色を通り抜け、革製品のお店でショッピング、
2時間でやっとボデガに到着。
創業は1987年
Dehesa del Carrizalとは、"アシの牧草地"
この一帯にアシの一種である草が多く生えていることから
この名前が付いたそう。
「イノシシやシカが沢山いて、この辺りの草やハーブを食べているの。
 だからウチのワインはジビエにピッタリなのよ!」
飲む前から、気分が盛り上がってくる。
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ここは、2006年にスペインで4番目の
Vino de Pago(単一ぶどう畑限定高級ワイン)に
認定された、独自のテロワールをもつ小さな区画は22h。
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標高は900メートルと高く、
この季節だと天気は良くても肌寒い。

ボデガの実業家オーナーは、世界的に有名なハンターでもあり・・・

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全ての剥製にメダルが掛かっている!
圧巻。

エノロゴのMiguel Angelと握手して、畑へ降りる。



黒はカベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、メルロ。
白は、シャルドネ。
プティ・ヴェルドとヴィオニエも植え始めたそうだ。
スペインの原産ブドウは殆どない。
テンプラニーリョはほんの少しだけ作っているが
オーナーの好みではないそう。
畑のまわりにはローズマリー、タイム、セージ、
オリーブの木にもちろんカリサルと
様々な草木が沢山生えている。
ワインにも良い影響があるのだろう。

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足下の土壌は粘土質の上に
石がごろごろと転がっている。
ぬるぬるとして歩きづらい。
垣根のように、針金が真っすぐ張ってある。
ブドウの生育方法や剪定について、
ミゲルさんが熱心に語ってくれる。
何となく理解しながら、摘み残ったシラーの実を
つまみ食い。美味い!
仕立てはCordon Royat,
地面と水平方向に枝を伸ばして栽培する方式だそう。
この地方は夏は暑く乾燥するので、
地下に灌漑設備も整えているとのこと。

いよいよ、ボデガの中へ。
ワインの良い香りが、一帯に漂っている!
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収穫、醸造から熟成までの過程を一通り聞き
ピジャージュする大きな鉄の棒を振り回させてもらって。
印象に残ったのは、白ワインの造り方。
半分をフレンチオークの新樽で発酵させ、
残りはステンレスタンクで低温発酵させて
合わせるのだそう。スゴイ労力だ・・・
「早く飲みたいっ!!!」
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はやる気持ちを抑えつつ、熟成庫へ。
屋根の上に土が被さっており、温度管理しやすくなっている。
2007年収穫のメルロが、大樽の中に。
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ジョークを飛ばしながらも
熱心に説明を続けるミゲルの話が終わらない(笑)
瓶詰めのマシーンも見せてもらっていると
ベアトリスさんが、
“¡Vamos a catar!
早く、二階へ上がってと促す。
やっぱり営業ウーマンと醸造家って違うよなあ・・・
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2006年のシラー
2005年のシャルドネ
2004年のムルティヴァリエタル(当店リストには2003年有り)
2002年のカベルネソーヴィニヨン
2001年のコレクシォン・プリヴァーダ

特にシャルドネの素晴らしさを実感。
活き活きした酸、柑橘、トロピカルフルーツやバニラ香も
フワフワッと溶け込んで、美味しい!!
のどをスーッと通って行く感じがたまらない。
Dボスもかなり気に入ったようで
一同、和やかなムードに。
シラーは、スペイン人に人気なのだそう。
フルーツの甘みと適度な酸味。
シラーの苦手な人が感じるエグ味が、殆どない。

チーフエノロゴのミゲル・アンヘルは33才で若手だが、
ここに来る前は、Dominio de Valdepusa
スペインで最初のVIno de Pagoに認定された
ワイナリーでの醸造経験を持つ。
真摯に熱くワイン造りを語ってくれた彼を見ていると
「ああ、この人の造るものなら美味しいだろうなあ」と
思えてくる。

ふかふかのソファで至福のテイスティング。
すると、べアドリスさんが
「さあさあ、このワインを持って
 食事に行きましょう!」

待ってました!!!来て良かった・・・
お土産のワインも、三人で持てない程沢山頂いて移動。

レストランへ行く前に立ち寄った、
オーナーの邸宅。エチケットの絵と同じ風景だ!
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D.O. Dehesa del Carrizal
cabernet sauvignon 55%, syrah 35%, merlot 20%
Guía Peñín 2007 89p

敷地内には、馬小屋もあって何頭も飼われていたし・・・
使用人らしき人たちと、挨拶を交わした。
すごい・・・
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by irdecopas | 2007-11-23 12:00 | ワイン・シェリー Vinos
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