3年前のバル巡礼、旅のゴールはサンディアゴ・デ・コンポステラ。
やっと辿り着いた。
夕刻、彼の地に到着した時は、忘れもしない大雨。
宿を見つけて一休みの後、巡礼の客が多く訪れるという
旧市街の食堂 O Gato Negro へ。
地元の客、巡礼者たちの間に混じり
まずはリベイロでノドを潤す。
クンカという白い陶器の杯、これで飲みたかったのだ。
アルコール度は低めで、まさににごり酒・・・
発酵途中の上澄みなのか。
カラダにすーーーーっと入って行く。思い出深い味。
Padrón という獅子唐のフリット、Almejas a la marinera に
お約束のPulpo a la feira を摘んで・・・
中でも、忘れられないのが
Berberecho ベルベレチョ
日本だとザル貝というらしいが、小ぶりの赤貝のよう。
ただ塩ゆで&レモンで頂くのだが、プリプリして
手が、止まらない。これ、安いのがまた良し!
魚介が旨くて、しっとりとした緑のガリシア。
何となく、郷里の山陰を思い出しつつ、舌鼓。
翌日の店 Los Caracoles では
Lacón という塩漬け豚の料理。
ビックリする程、塩辛かったのを覚えている。
ビエルソの赤、メンシアをガブガブ飲んだ。
走行距離約680km、車の旅はこの地で終点。
もし行けるなら、今度はアストゥリアス経由で
ガリシアへ、行きたい。