ビノス覚え書き その1. Julián Chivite  

お店では、ワインの仕入れを担当しながらも
最近めっきりそのネタを取り上げていない。
我が仕事に導いてくれた先導者たちに
感謝の意を表し、少しずつ書き始めようと思う。

まずは、第一回目。
タイトルにあげたのは、スペインはナバーラ地方にある
老舗「ボデガス・フリアン・チビテ」
ダンジョウのバルがオープンした2005年10月から
2Fのワインリストに、新たに加えたアイテムの一つ。
当時「ナバーラで美味いの、何かないかな?」
オーナーD氏と二人で協議中
「チビーテ!!!」と、お互い声を揃えて意見の一致した
思い出深いワインでもある(笑)

Chivite Colección 125 Reserva
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ボデガの創業は1647年で、
日本の醤油が、オランダ東インド会社によって
国外に輸出された年。
ダンジョウでは1998年〜2000年を扱った。
フレンチオークの新樽で熟成を重ねており
円熟した果実味とバランスの良い酸
ナツメグのようなスパイス、そして
煙草やなめし革を思わせる、複雑なアロマ。
華やかで派手なタイプではないのだけれど
特に、ワイン好きのお客様にお出しすると
とても喜ばれるアイテムの一つであった。
(写真はボデがのHPより転載)


*Guía Peñín 2004より
Chivite Colección 125 1999 T.R.
68%テンプラニーリョ, 30%メルロ, 2%カベルネソーヴィニヨン
90ポイント
濃いサクランボ色。上質な樽のトースト香(焙じた、カカオ)
新しい皮の軽いニュアンス、黒色果実のコンポートの香り。
ふくよかな、充実して、繊細、エレガントな口当たり、
新鮮かつ熟したタンニン。



しかし、それが昨夜で完売した。
残念ながら、インポーターでも終売が決定しており
入手困難となってしまったのだ。

このボデガのワインを初めて飲んだのは、スペイン。
2004年の4月19日
レオンにある El Tizon というバルで
Gran Feudo Viñas Viejas Reserva 1998
グラスで1.75ユーロ。
しっかり、濃厚な果実味にバランスの良い味わいで
CPの高いワインだなあと、感服した覚えがある。
”Queso Viejo"と出されたチーズとの相性は抜群であった。
同じ銘柄のワインを探し、お土産に購入して
そういえば、ティオ・ダンジョウに持ち込み、飲み干した。

それから、ちょうど3年後の2007年4月19日
当店では最後のチビテを、昨晩お客様に供出したのは
何かの因果であろうか?
同時に、3年間という年月の経つ早さを思い知らされた。

現在リリースされているのが2001年〜2002年
ユーロ高に、エクセレントイヤー。
次回、日本に入ってきたとしても
結構値の張るワインになってしまうのではないか。

もし、どこかで見つけたらぜひ飲んでみて欲しい一本。
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by irdecopas | 2007-04-20 10:00 | ワイン・シェリー Vinos
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