たまたま、長崎の街は
春節祭の真っ最中。
めがね橋も、良い感じで旅情をそそる。
「どうしても、長崎に行きたい。」
旅以後、つれがポツリと言った。
それなら、ザビエル布教の地で
鎖国以前から国際貿易港であった「平戸」へ行くのが
我が希望であったが、時間が足りない。
じゃあ、長崎市でうまい魚を食べてシメるか、
ということになり
彼の元同僚で、魚の仲卸業を営んでいるN氏に連絡。
指定された料理店で、待ち合せすると・・・
そのワケが分かった。
N氏曰く、「関アジよりも美味しい」
『野母ん鯵(のもんあじ)』
その言葉はウソではなかった。
呼子のイカはリベンジ。
大好物のしめ鯖は絶品で・・・
『うちわえび』 味は伊勢エビ以上!
長崎の伝統『くじら』に舌鼓
さざえのつぼ焼きも頂いて(興奮状態により、写真なし)
お店のおばちゃんが採って来た『青海苔』
さっと焼いて、おつまみにも、ご飯にも。
店自慢の『スリミ揚げ』
後造りの『イカの天ぷら』
衣が厚め、サク、フワ、でスペイン料理のフリットに近いような。
『ノビルの酢みそ和え』
野生のネギか、はたまたらっきょうか。球根のよう。
『雲仙鶏』 あっさりして美味。
お造りのアラを使った、味噌汁とご飯でシメ。
味について、どうこう語る必要がない。
素材の素晴らしさと美味しく供出する板さんの技を、
心から堪能させて頂いた。
「長崎、最高!!」
(Nさん、むつ五郎さん、ありがとうございました)
九州うまかもん巡礼4日間、気が付くと
肉を食らったのは馬刺と、雲仙鶏と、ラーメンのチャーシューだけ・・・
そろそろ、お肉の脂が恋しくなって来た。