日常生活がスペイン料理&ワインに囲まれて1年あまり
最近、とみに非日常の体験が恋しくて仕方がない。
「”スペインめし”のくせに、違うネタばかり取り上げて」
という声が聞こえてきそうだが、
時々の気分転換、しばしお付き合い願えれば幸い。
ヴォーヌ ロマネ 1er Cru ドメーヌ アラン ユドロ ノエラ 1997/ ブルゴーニュ
「このドメーヌには何度も足を運んだのですよ」とY氏。
エチケットも気品に溢れている。
フランス国内とイギリスに多数の常顧客を抱えているため、
輸出用として出回るのはごく僅かだそう。
”キリっとした”クールな感触とともに口一杯に広がるベリー香。
子供の頃、登下校の際よく摘んで食べた桑の実・・・
血や肉のような、鉄分も感じる。
そして、飲み始めて数十分の間に
「開いてきましたね!」
「変わった・・・!!」
方々から声が上がるほど、その印象はどんどん変化していく。
まるで、”名門出のお堅い美人”が心を開いて笑顔を見せてくれたよう。
最後は、鰹節か、はたまた熟成したハモン・イベリコ・ベジョータか。
Yさんの惚れ込んだ希少ワイン、ずずずぃっと堪能させて頂いた。
(ありがとうございます。)
『新潟産黄金豚 3種(肩、ロース、バラ)』
お肉はもちろんのこと、付け合わせの野菜が旨い!
特に、さつまいもが何とも言えず美味。
「スペインにいるような感覚ですねえ。」
そう言いながら、O氏が注いでくれた、最後のワインはマグナム。
カブリーダ ボデガス カプサネス 1998 / スペイン モンサン
もう何年か前、スペインワインに嵌った当初、
プリオラートの4人組ワインを片っ端から飲んだ(除レルミタ)。
しかし、このCabrida、彼らのワインに匹敵する、
いや、モノによってはそれ以上のパフォーマンス。
「美味しいっ!!!」
モンサンに、もう、降参。。
『フロマージュ盛り合わせ』
『トリュフとゆりねのアイスクリーム』
お料理は、これ以外にも、ロメインレタスのシーザーサラダも出た。
しめて7000円(ポッキリ)、ワインの持ち込みは一人一本まで可能。
次回は暖かくなる頃、マグナムの本数を増やして、また集まりましょう!!
(結)