超久々のフレンチ Le cep

この夏から、月曜夜はお暇を頂戴することになった。
平日の夜、普通の時間に、食事会なんて久しぶりだ。
行く先は“Le Cep”
ソムリエ渋谷康弘氏がオーナーのビストロ&ワインバー。
数年前のスペインワイン会で知り合い、今や素晴らしき飲み仲間の皆さんが、我が休日に合わせて会を催してくれたのだ。美味しいものを知り尽くしているグルマン方々に囲まれる喜びに、密かに興奮気味・・・
午後のマカナイを我慢して、恵比寿から、日比谷線で六本木へ。飯倉片町まで綺麗に光る東京タワーを眺めながらてくてく。(なんて非日常の風景!)

実は、月曜日が功を奏した。お店のワイン会員であるIさんの計らいで、
「サービスデー」割引。 通常5000円のプリフィックスコースが、3900円に。そして、5名以上のグループには、シャンパン1本無料サービス!
飲ん兵衛には、これほど有り難いものはない。
まずは生ビール、そしてそのシャンパーニュで喉を潤しつつ・・・

前菜 Les entrees
鴨、仔羊、豚の煮凝り風テリーヌ 
ニンニクとタイム風味の茄子のロースト添え Terrine de viande
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煮こごり風、というのに惹かれて注文。そして、テリーヌはやっぱり食べてみたい・・・(職業病?)想像通り、美味。そして、デカイ!!



スープ Les Potages
ヴィシソワーズ 2色のピーマンのピュレ添え Vichyssoise
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スープ・ド・ポワゾン(魚介のスープ)と迷いに迷った末、こちらへ。
とてもクリーミー。ブイヨンの風味か、はたまたバターか・・・じゃがいもに全ての材料の風味が溶け込んでいて、まったく別の旨いものに感じた。フレンチの奥深さが迫り来る。

白ワインは、Iさんお薦めの
Pierre Frick Riesling Bihl 2003
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ピエール・フリック、覚えておきたいこの名前。優しいリースリング。すーっと、すぅぅっと、身体に染み渡るワイン。
「ド・ビオ」です、とソムリエさん。

もう一本はしっかり目の白を。お薦め&個人的趣味で
Anjou Blanc 2003
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やっぱりシュナン・ブラン、飲みたくなってしまう。
スペインワインには、この感じがなかなか無いので・・・

魚料理 Les poíssons
鮮魚のポワレ アサリのジュとキャベツのブレゼ、パスタ添え
Poisson poele en jus de coquillage
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この日は真鯛。アサリ出汁とキャベツの甘みが素晴らしいソースとなって
パスタの一個一個まで染みている。優しいのにしっかりと旨味が感じられて、
ホッとする美味しさ。こういうのもあるんだ、と目から鱗。

肉料理 Les víandes
鴨骨付きもも肉のコンフィ ガルビュール仕立て
Confit de canard
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相変わらず写真がダメダメなことを、ご了承下さい。
鴨のコンフィは元々好物なのであるが、この白インゲンの入った”ガルピュール仕立て”にそそられた。フランス南西部の野菜スープのことらしい。
色々な思いを巡らせながら、ゆっくり味わう。
白インゲンの入ったポタヘ、スペイン料理でもよくあるもんな・・・

Tさんのカスレ
Cassoulet
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「カスレ、は元々カタルーニャの料理デス!!」ってジョルディが以前、力説していたし・・・

そういえば隣のM子さんのお魚料理は
鱈のブランダード 赤ピーマンのファルシ イカ墨ソース
Poirvron rouge farci en brandade sauce encre
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いつも見慣れた配色だったし・・・

フランス料理も郷土料理の集合体。
ヨーロッパは地続き、様々な王家の往来、長い歴史も共有しているから
当然互いの食文化の流入もあったのだろう。
美味しい食材の、美味しい食べ方は、お国が違えど、皆表現したくなるだろう。

赤は、ソムリエさんお薦めのイケメン醸造家、David Duband
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 2002(写真なし)
クールでしなやかで美しく、笑顔がちょっとカワイイ筋肉質の女性。
これって、やっぱりブルゴーニュ特有の味わいなんだよな・・・
く、悔しい・・・ 美しすぎる・・・ 
昔、ワインにハマり始めた頃、ピノ・ノワールのお高く止まった味わい&
お高く止まったお値段が、どうも好きになれなかったのだが。
でも、最近はこの「すうっっっっっ」とした感じが、とても良いのだ。
(しかも、お値段も優しい)
ビオ、だから? なのかもしれないけれど。白状します。
Me lo gusta mucho.

最後の一本は、王道ボルドー殿。
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デザートのシャーベットの後に頂いた、至福のマールは・・・
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ルイ・ジャド。んまい! さすが、名ソムリエ氏のお店。食後酒にも抜かりない。

コースを通じて、頂いたパンは小さくて丸いのを一つだけ。
食べ終わった後、我が大胃袋に全く隙間無し。
この内容で、この量で、税込4100円・・・
そして、飲みに飲んだワインは全て4桁以内。

週明けからガッツリ行きたい方、ぜひ今度一緒に!
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by irdecopas | 2006-08-07 20:00 | 東京生活 mi vida Tokio
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