ふるさと一人旅(1)植田正治写真美術館

突然思い立った。「人のいないところに行きたい」
うってつけの場所があった。我が故郷、鳥取県米子市。
人が少なく、自然があり、美味しい酒と豊富な海の幸。
今は両親も別の土地に住んでいる。
たまにはここを一人観光してみよう。友人にも連絡せず、飛んだ。

昼過ぎ、米子空港に到着。肌寒く、山陰らしいあいにくの天気。4年ぶりか。
空港からバスで約20分揺られ、JR米子駅近くのZホテルにチェックイン。
とりあえず大山(だいせん)の裾野にある「植田正治写真美術館」へ行こう。




ホテルのスタッフに交通手段を聞く。
「お客様、循環バスは平日はないのでJRで岸本駅まで行くか・・・そこからは歩きで(小声になる)・・・ここからタクシーなら4、5000円ですかねぇ。」
え、そんなにかかる? 
うーん、期待はしていなかったのだが・・・裏技はないのか。
とりあえず歩いてJR米子駅へ向かう。
駅員「伯備線はあと1時間待ち、でも最寄り駅にはタクシーおりませんけん。お客さん自分で呼んでもらわないけんですわ。」
それじゃ閉館時間だぞ、オイ。
車に乗れないやつは来るなってことか・・・相変わらず不便なとこだ。ケッ!
あ、でも不便だから、良いんだ。そうそう。
人のおらんところに行きたかっただけんなー。気を取り直して
「わしら、メーターでやっとりますけん・・・」とごねる運ちゃんを笑顔で値切り、無事予算内で到着。

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逆さ大山どころか空全面に雲、雲、雲。
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連休明けの初日、貸し切り状態でUeda-cho(植田調)にどっぷりと浸かること1時間半。さて、帰りは? 美術館の職員に聞くと
「バスを乗り継いで頂ければ米子駅まで出られますので。」
そうか、その手があったか! 
バスの時間まであと1時間。もう一巡してから館外を散歩。
延々と続くあぜ道、辺りからは蛙の鳴き声と鳥のさえずり、白鷺の羽ばたく音のみ。
ほんのりと、肥だめの香り。懐かしい・・・

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人はいないが、立派な石碑がこつ然と。
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マイナスイオンをたっぷり浴びたせいか、あくびが次々と、止まらない。
奈良から来た一人旅の女性と二人で、バスに乗り込み。
彼女は往路、駅から40分歩いたそう。 
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by irdecopas | 2006-05-08 11:05 | 故郷 Mi pueblo natal
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