La Picada de Tres @ 浦安

「ジョルディ、久しぶり!」

一年半ぶりに会った。
頬とほおを合わせてべシート、
スペイン式挨拶から始まった、再会。

初めて降り立った、東西線、浦安駅。
魚市場もある、海の匂いがする街。

カラシ色の、瀟洒な建物の一階
暖かい日差しの差し込むレストランに、彼はいた。

恵比寿時代の、元・我が同僚でシェフ。
日本で気を吐いているカタルーニャ出身料理人の、ひとり。

カタルーニャ帰りのtomoさんと、お寿司屋さんと
カスティージョ ペレラーダの、ワンランク上のカバで乾杯ののち…

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彼が、我々の為に用意してくれていた前菜。たっぷり三人前。

店名の La Picada ピカーダ とは、カタルーニャ料理に欠かせない、隠し味。
オリーブオイル、パン、にんにくやナッツ、スパイスなどをペースト状にしたもの。

「三人の ちから、ミックスの意味が、アリマス」

ジョルディは、開店前にわざわざ桜新町まで訪ねてくれて。
新しい店名について、そう説明してくれたっけ。

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絶品のガンバス アル アヒージョ。オイルを乳化させて、ピル ピル 状態に。
にんにくの旨味がとてもよい具合に溶け出して、最高!!

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「うわ、ジョルディの、味!!」

彼の内臓料理、何とイベリコ豚のハラミ、ハツ、レバー。シッカリ塩味、容赦のないガツン系、でも、正統派のウマさ。
玉ねぎの甘みとワインと、肉の旨味があいまって。The 西洋料理!ワインがすすむ・・・ 

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このお店が直輸入している、アルザスのピノブラン。この、ジョルディ味に負けない白。
キュートでフルーティな香り。伸びのあるミネラル、キレのよい酸。
バランスよし、エチケットのお顔もよし。

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「鴨のお肉を十五種類のスパイスで煮込んだものを、包み焼きにして、キャラメルとサフランのソースで仕上げています。ピスタチオ、いちじく、アプリコットと一緒にどうぞ」

イケメンサービス担当の彼は、一時間かけて、浦安まで通っているそう。

ジョルディの師匠、ジャン ポールは、有名になる前の エル ブリの料理長も務めたフランス人。そのお皿が、時空を越えて。

お肉とフルーツとスパイス。地中海沿岸、カタルーニャと、アラブまで入った、渾然一体の味。

パリパリとした皮と、中身を一緒に食べると。ジョルディらしさが、口一杯に溢れた。

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ついに、渡り蟹のパエリャ!

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うん、これはまさに、La Picada de Tres
日本の食材、ワタリガニと米、そして、ピカーダ。全てが、お互いをひきたてあって。

たっぷり二時間かけて、おしゃべりしながら。これこそ、本場のスペイン料理。

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自由な今だからこそ、味わえる贅沢なひととき。

Gracies Jordi !

また会いに来るね。地中海の香りが漂う、浦安に。
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by irdecopas | 2011-01-25 12:28 | 東京生活 mi vida Tokio
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