最近、入浴しながらの読書が、唯一の楽しみ。
なんたって、気持ちがよいし、
汗をかきながら、脳も使って
お金はあんまり使わないですむ。
今、「愛するということ」という本を読んでいる。
著者はエーリッヒ・フロムというドイツの精神分析学者。
ものすごく、かいつまんで言うと
「愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営み」
で
「愛こそが現実の社会生活の中で、
より幸福に生きるための最高の技術である」
という。
「愛」とは、「技術」
その技術の習得に必要な条件は
第一に「規律」
第二に「集中」
第三には「忍耐」
最後に「技術の習得に最高の関心を抱くこと」
そして、
「生活のあらゆる場面において
規律と集中力と忍耐の習練を積まなければならない」
「一人でいられる能力こそ、愛する能力の前提条件」
「愛は能動」 ・・・・・・etc.
目からウロコの嵐
我がテクニック不足には愕然
巷に溢れる恋愛指南本
「如何に愛される女(男)になるか」というテーマに
うんざりしていた人には、お薦め。
「愛することができれば、愛される」
「自分を愛さなければ、他人も愛せない」
ってことでしょうか。
独りごち。