離れてみると、妙に恋しい・・・
スペインの雰囲気。
日曜日、もんじゃ焼きですっかり有名な月島の
「スペインクラブ」を、初めて訪問。
名目は、「KさんとNさんのソムリエ合格祝いをダシに飲む会」
長年続いている、スペインワイン・料理関係方々とのお付き合い。
”心の拠り所”
久しぶりの皆さんとの再会は、心の底から楽しみで、嬉しいものだった。
" Salud!"
もちろん マンサニージャ。
久々に口にしたアウロラ、石田純一ばりに
「まさに、オーロラの味わい」(笑)
たまたま、試験会場で、通路を挟み斜めに席を並べたKさんとは
ちょうど、6年前から参加していた
スペイン業界主催のワイン勉強会で、一緒に良く飲んだ。
講師のTさんやAさん、その後お世話になったオーナーシェフDさんをはじめ
立場は様々な、業界内外の人たちと
ブラインドテイスティングを、楽しく真剣に味わったものだった。
当時は、ワインエキスパートに合格して
「は~ これでやっと好きなスペインワインに没頭できる!」との思いから
それが高じて、スペイン料理店に入ったのだった・・・
当時は、スペイン最大のカバメーカーC社の日本市場担当
現在は、スペインワインコーディネーターとして活躍中の
T氏が手がけた、エミリオ・モロの2005年。
大好きな、造り手だった。
さすがは、año excelente!
すばらしい、エレガントなタンニンとしっかりした酸味。
「まだ、固い!」とT氏。
確かに、もっと何年か寝かせて熟成させたら、非常に楽しみなワイン。
そして、本格的なフラメンコステージも拝見。
大御所、赤い衣装、Y 先生のバイレ。
たまたま聞き及んだが、還暦間近とは思えない。
ダイナミックで余裕すら感じる雰囲気。
日本人離れした体型と表情、ガツンとインパクトを受けた。
我が十年後、二十年後は
いったいどうしているのだろうか・・・
そんなことを考えながら、一杯、もう一杯。
日本人だけど、魂はスペインに捧げた人々との語らい。
我が原点を、ひとつ見つめた、一夜。