カリフォルニアの稀カベルネ

ハッキリ言って、『ワイン狂い』。
ワイン好きのレベルを超えている。
嗜好品であるそれを
生業にできるということは、そういうこと。

一体、何が出て来るのか・・・
時々、密かに驚いている。

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Silver Oak 1998
Alexander Vallay

「銀の樫」という名の赤。
親しいお客様の結婚記念日に、店主がお祝いで開けたワイン。
カベルネソーヴィニヨン100%、少しご相伴に預かったら・・・

10年超の熟成を経て、とても素晴らしく飲み頃。
まろやかに、ビロードのようにこなれたタンニン。
チョコやシナモン、煙草など、複雑かつエレガントなアロマ
オークが綺麗に溶け込んでいる。
でも、ボルドーの有名シャトーのワインより親しみやすく
素直に「ああ、美味しい」と言える。

アレキサンダーヴァレーとは
アメリカ西海岸、カリフォルニアの銘醸地、ソノマのAVA。
ワイン産地の気候区分では、
フランスのボルドーや、イタリアのピエモンテと同じ地帯に属するという。
「ミスター・カベルネ」と称されるオーナーは元ビジネスマンで
人生をカベルネソーヴィニヨンに捧げるべく
1972年以降、ワイナリーをナパに興したそう。

実はこの日、ちょっとした二日酔い(笑)で
ほとんどアルコールを受け付けなかったのだが
これは、すーっと入っていくのだから不思議。

そして、なんだか懐かしいなあと感じたのは
「シルバーオーク」の代名詞
厳選のアメリカンオークを使用しているから、だ・・・

「カリフォルニアのカベルネも、10年経つと良いね。」
と、店主。
きっとこのワインも若い時には、かなり堅かったのだろう。

我が記憶に、また一つ貴重な味わいが刻まれた。
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by irdecopas | 2009-07-06 12:32 | ワイン・シェリー Vinos
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